アメリカで車を運転するには日本の免許があれば良い?
2016/06/07

アメリカに行って車を運転する機会がある人は多いでしょう。
そんなときは、アメリカでもう一度運転免許を取る必要があるのでしょうか。
それとも、日本の免許があれば足りるのでしょうか?
今回は、アメリカで運転するときの日本の免許の意味を紹介しましょう。
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目次
アメリカで車を運転するための要件とは
アメリカに限らず、当人がよその国で車を運転する場合の要件とは、簡単にいえば当人に車を運転するだけの技術が備わっている、ということです。
つまり、その当人が自国で免許を取得していれば、基本的によその国でも車が運転できるということです。
このことは、ジュネーブ条約で定められています。
ジュネーブ条約では、この条約を締結してる国同士はお互いの国の免許を認めています。
つまり相手国で改めて免許を取得する手間を減らそうというのが趣旨です。
これは、いわゆる「国際免許」がいらないことを意味しています。
日本もアメリカもこのジュネーブ条約を締結しています。
したがってアメリカで改めて免許を取得する必要はありません。
また、国際免許を取得する必要もありません。
日本の免許を持っていればアメリカで車を運転することができるということです。
ただし、日本とアメリカでは交通ルールやマナー、標識等が大きく異なっています。
日本の免許があったとしても、これらのことは事前に調べておく必要があるでしょう。
国際免許があればアメリカで運転できるのか
よく耳にする「国際免許」とは何でしょうか?
疑問に思っている人も多いでしょう。
簡単にいってしまえば、「国際語に翻訳した免許」だといえます。
国際免許とは、自国で取得した免許の内容を、国際語といわれている英語やフランス語等に翻訳したものです。
いってしまえば、ただのコピーです。
したがってそれ自体には免許としての効力はありません。
ここで疑問が沸いてきます。
では、この国際免許は何のために作るのかということです。
それは日本語で書かれた日本の免許証ではアメリカの警察官がその内容を理解できないからです。
いってしまえば、相手国の警察官が内容を理解できるようにするために、国際免許が作られるのです。
そのため、たとえば同じ英語を使っているアメリカとイギリスでは国際免許というものは存在しません。
このように、国際免許だけではアメリカで運転できないということになります。
アメリカで運転するためには、自国の免許証が必要です。
日本の免許なしでアメリカで車を運転するとどうなるか
車を運転する技術が当人に備わっているのであれば、日本の免許という紙切れがなくてもアメリカで車を運転することはできるでしょう。
しかし、それが当局に見つかってしまえばトラブルに発展します。
まずレンタカーは借りられません。
なぜなら、レンタカーを借りるときに免許の提示がもとめられるからです。
しかし友人が借りたレンタカーを運転することはできるでしょう。
では、レンタカーを借りた無免許の当人が事故を起こした場合はどうなるのでしょうか?
無免許の人にレンタカーを又貸しした友人には巨額の損害賠償請求が届くでしょう。
訴訟天国ともいわれるアメリカ。
もしかすると一生かかっても払えないほどの巨額になるかもしれません。
また、地元の新聞やインターネットには、住所と氏名が載ることにもなります。
さらに一度無免許で逮捕されると、入出国時にトラブルになる可能性も否定できません。
無免許でもバレなければ良いや、などという安易な気持ちで車を運転すると、後で取り返しのつかないことになりますので、そんなことは絶対に止めましょう。
アメリカ・カリフォルニア州で車を運転する場合
先に説明したジュネーブ条約は、アメリカでは各州が独自に運用しています。
その中でもカリフォルニア州は他の州とは違った運用しているので注意しましょう。
特に現地に駐在することになるビジネスマンは注意しましょう。
カリフォルニア州は、旅行者に対しては先のジュネーブ条約の趣旨を尊重しています。
つまり、旅行者は自国の免許をもっており、かつ、18歳以上であればその免許の有効期間内は運転できます。
ビジネスマンであったとしても、旅行目的で行くのであれば問題はありません。
しかし旅行者以外はそうではありません。
カリフォルニア州で仕事に就く場合や、そこに住み始める場合には、たとえ日本で免許を取ったばかりであっても、10日以内にカリフォルニアの免許を取らないといけません。
現地に行ってはじめてこのことを知らされて慌てることのないようにしたいものです。
このことからも分かるように、カリフォルニア州では、先に説明した「国際免許」を認めていません。
外国人が日本で車を運転するのに日本の免許は必要か
日本はジュネーブ条約を締結しています。
したがって外国人が日本で運転するには、次の免許が必要です。
・日本の免許証。
これがあれば問題ありません。
・ジュネーブ条約に基づく国際免許証。
先に説明したように、国際免許証はただのコピーです。
当人が自国の免許を持っていることが大前提です。
日本と同等の水準の免許制度のある国に免許。
ただし、日本語の翻訳文がついていることが条件です。
まとめ
これまで見てきたように、日本もアメリカもジュネーブ条約を締結しているので、基本的に日本の免許があればアメリカでも車の運転ができます。
ただし、交通ルールもマナーも違うので事前によく調べておきましょう。
なおカリフォルニア州に旅行以外の目的で行く場合は改めて現地で免許を取得する必要がでてきます。
「郷に入れば郷に従え」という言葉があります。
いずれにしても、相手の国の文化や習慣を尊重しましょう。
そうすれば、大きなトラブルに巻き込まれることも少なくなるでしょう。
Twitterでの関連したつぶやき
へーっ、アメリカ運転免許。 観光でも滞在30日を過ぎると国際運転免許では無免許扱いになると。あっちの免許を取らなきゃいけないけど、日本の自動車学校での免許取得と同じくらいの手間。ソーシャルセキュリティカードも必要と。
— sonohigurashi (@JA1KAF) May 21, 2016
Drive in Hawaii!!
ハワイは日本の運転免許証だけで運転可能。レンタカーしてみました。隣の車の人とコミュニケーション笑。こういうところがアメリカらしくて良いね。 pic.twitter.com/p4Zg5Llwts
— Taku Snzt (@tshinzato) March 14, 2016
RT: そういえば、アメリカで人生初の免許とって自分の車を運転しはじめて1年たったよ!はやいもんだ! でも日本の免許証はもってない🙍🏻🙍🏻🙍🏻 smh https://t.co/KLlFntCB8c
— Northridge Live (@northridgelive) March 11, 2016
@betchi094 日本の免許は来月取るんですけどねwww日本ではアメリカの国際免許で運転してます!
ですかねぇσ(^_^;)
— ゆーひん (@Saika_Verniy) May 6, 2016
@ioriveur アメリカでレンタカー借りるときおっちゃんに国際運転免許証と日本の免許証見せたら「So Japan still employs the imperial era system! Cool!」みたいなこと言ってました
— くりす@ダイエットン (@x86_64) February 29, 2016
@Momoka_YKG もも、免許取れて良かったね!ちんぺぃはアメリカに居た時に取った車の免許を帰国してから警察で運転試験受けて合格して日本の車の免許に変えたから、車の教習所って一度も行ったことないんだよね😇車の運転ってゴーカートみたいで楽しいよね😉🚙安全運転するんだよ〜🤗
— ちんぺぃ@山活むぎちゃん推し (@chinpeichan) April 11, 2016
@Knife02 @suomarinen レンタカーは必須ではなくて現地でシャトルバスが出ています。(自分は使ったことが無いですが)あと免許はHertzを使えば手続きしておくと日本の免許を持っていればアメリカでもそのまま運転できたりするのでそこら辺も必要情報だろうな~と
— ぼろ太 (@futaba_AFB) December 27, 2015
【バンクーバー プチ情報】 日本の免許証があれば、6ヶ月以上のビザがあれば、特に試験など無しで BC州の免許証に書き換えることが可能で、しかもカナダ国内全域、また、アメリカ国内でも運転する事ができ、更に強力な身分証明書としても使えて便利。 #0366
— GoToVan (カナダの情報発信) (@gotovan) March 28, 2016
海外旅行
日本の普通免許証で何度も海外レンタカー借りた経験有
国際運転免許証未取得者
アメリカ タイ オーストラリアは
今までOKでした。
都度ポリスに停められ免許証提示するも日本語しか書いてないから相手が首かしげて軽い注意で終わり😸HoHoHo— 大崎五郎 (@clavits) December 22, 2015
https://twitter.com/ankh_0703/status/673377341192540161