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クッシング症候群の原因や症状とナトリウムの関係まとめ

      2016/06/07

クッシング症候群の原因や症状とナトリウムの関係まとめ

みなさんはクッシング症候群というものを知っていますか?

今回はクッシング症候群の原因や症状とナトリウムの関係や、治療法などについてもまとめました。

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クッシング症候群とは

クッシング症候群は、コルチコステロイドが過剰な状態で、通常は副腎のホルモン産生過剰によるものです。

通常、クッシング症候群の原因は、副腎でのコルチコステロイドの過剰産生を引き起こす腫瘍である。
クッシング症候群の人は、胴回りに過剰な脂肪がつき、丸くふくらんだ顔になる。
コルチゾールの濃度を測定して、クッシング症候群を検出する。
腫瘍の除去には、しばしば手術や放射線療法が必要になる。
副腎でコルチコステロイドがつくられすぎるのは、副腎に問題があるか、あるいは下垂体からの刺激が過剰であることが原因です。腫瘍(しゅよう)など下垂体に異常があると、下垂体は副腎のコルチコステロイドの産生を調節するコルチコトロピンというホルモンを大量に産生します。小細胞肺癌などの下垂体外の腫瘍もコルチコトロピンを同様に産生します(この状態を異所性ACTH症候群といいます)。コルチコトロピンは全身のどの部位にできるカルチノイドとよばれる腫瘍によっても産生されます。

非癌性腫瘍(腺腫)が副腎内に発生すると、これもコルチコステロイドがつくられすぎる原因になります。副腎腺腫は非常によくみられ、70歳までに半数の人で発生します。しかしホルモンを過剰に産生するのは、そのうちのごく少数です。副腎の癌性腫瘍は非常にまれです。

クッシング症候群は、病状が重いために大量のコルチコステロイド薬を服用しなければならない人にも起こります。大量の服用が必要な人は、ホルモンがつくられすぎる場合と同じ症状になります。この症状は、喘息のためにコルチコステロイドを吸入した場合や、皮膚に局所的に使用したときにも起こることがあります。

引用元-−-メルクマニュアル 家庭版

クッシング症候群の原因

脳の下にある下垂体(かすいたい)に腫瘍(しゅよう)ができ、そこから副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)が過剰に出てくるために副腎皮質が刺激されてコルチゾールが増える場合と、副腎皮質に腫瘍ができて、そこからコルチゾールが多く出てくる場合があります。
まれに異所性(いしょせい)ACTH症候群といって、肺がんや膵臓(すいぞう)がんからACTHが分泌される結果生じる場合もあります。とくに下垂体の腫瘍が原因の場合をクッシング病と呼び、区別されています。

引用元-−-goo ヘルスケア

ナトリウムの再吸収が進んで高血圧や筋力が低下する

副腎皮質ホルモン(糖質コルチコイド)の過剰によって起こる症候群を『クッシング症候群(Cushing Syndrome)』というが、特に下垂体腺腫が原因で起こるものを『クッシング病』と呼んでいる。アメリカの脳神経外科医ハーヴェイ・ウィリアムス・クッシングによってクッシング症候群(クッシング病)は初めて報告された。クッシング症候群の代表的な症状には以下のようなものがある。

中心性肥満……副腎皮質ホルモンの過剰で肥満になりやすくなる。

満月様顔貌(ムーンフェイス)……顔が腫れたような感じとなり病前より大きくなることから、満月のような顔貌であるムーンフェイスになりやすくなる。

高血圧……鉱質コルチコイドの作用によってナトリウムの再吸収が進み、ナトリウムによる浸透圧で水の再吸収が亢進することで、循環する血漿量増加で高血圧の状態になる。

一般糖尿病症状……糖質コルチコイドは血糖値を上昇させる働きを持つ。

赤紫皮膚線条……中心性肥満の影響で、皮膚が張り詰めて裂けるために起こる病的な線条である。

筋力低下……鉱質コルチコイドのナトリウム再吸収の作用で、カリウムによる利尿作用が亢進し、低カリウム血症が発症して筋力が落ちる。

骨粗鬆症……ステロイドホルモンの過剰摂取によって、骨密度が低下して脆くなってしまう骨粗鬆症が起こりやすくなる。

クッシング症候群の治療は、経蝶形骨洞的下垂体腫瘍摘出術の外科手術やγナイフ(ガンマナイフ)を用いた放射線療法、副腎皮質ステロイド合成阻害薬を用いた薬物療法によって行われている。異所性ACTH症候群や副腎腫瘍は、原因になっている腫瘍を切除する手術を行うが、クッシング病や副腎腺腫の腫瘍摘出術による予後は良好である。それに対して、異所性ACTH症候群の予後は一般的に余り良くない。

引用元-−-Keyword Project+Psychology

クッシング症候群は精神障害もおこる

クッシング症候群では過半数以上に精神障害が出現するとされる。精神症状は多彩であり,不安障害,人格障害,気分障害,統合失調症様障害,薬物依存,摂食障害といった症状として現れる。特に不安障害,焦燥感を伴う抑うつ状態,双極性障害を認めることが多い。気分障害には幻覚・妄想を伴うこともある。典型的には特徴的な身体症状顕在化とほぼ同時期に精神症状が出現するといわれ,その場合,診断はある程度容易である。しかし,特徴的な身体症状を欠く場合,内因性精神病との鑑別はかなり困難となる。向精神薬による対症的な治療は一時的な効果に止まり奏効しない。原病を適切に診断し,ステロイド合成阻害薬などにより,高コルチゾール状態を改善することで,精神症状も改善することが多い。精神科をはじめに受診する患者では身体症状を欠く場合が多く,初診時の血液検査での電解質異常(低カリウム血症)がみられた場合など,内分泌検査でコルチゾール値を測定しておくことが鑑別に有用と思われる。

引用元-−-メディカルレビュー社 M-Review(エムレビュー)

クッシング症候群によっておこる高ナトリウム血症の症状

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【1】水分の摂取量の低下はないか?
【2】水分の喪失の増加はないか?
【3】過剰の発汗はないか?
【4】意識障害や視床下部障害はないか?
【5】Naの過剰摂取はないか?
【6】ミネラルコルチコイド・グルココルチコイドの過剰分泌または過剰投与はないか?
●高Na血症をみる疾患と頻度
【1】高Na血症の頻度
低Na血症の頻度に比して高Na血症をみる頻度は少ない。
①外来でみる高Na血症は多くは比較的高齢者であり、脱水による。
②稀だが、真性尿崩症や腎性尿崩症がある。視床下部の障害により渇中枢が障害されていると、血中Naがかなり高値を示す。
③ミネラルコルチコイドやグルココルチコイドの過剰分泌や過剰投与がある場合、いくぶん高Na血症になる傾向があるが、渇中枢が正常であれば血中Na値がそれほど高値をとることはない。
【2】水分の不足
①水分摂取不足:
意識障害や渇中枢障害
②腎からの水分排泄増加
真性および腎性尿崩症。この場合も意識喪失や渇中枢の障害がなければ高Na血症は起こらない。
③腎以外からの水分喪失:
嘔吐・下痢など消化管からの喪失。熱傷・発熱、発汗による水分喪失
【3】Naの過剰
①Naの過剰投与:重曹、グリセロールなどNaを多く含むものの投与
②ミネラルコルチコイド、グルココルチコイドの過剰分泌または過剰投与
原発性アルドステロン症、Cushing症候群:これらの場合はそれほどの高Na血症はみられず、低K血症が著明になる。
●高Na血症の鑑別
【1】真性尿崩症
①口渇、多飲、多尿
②尿浸透圧<血漿浸透圧
③水分制限時でも血中ADH低値(測定不可能)
【2】腎性尿崩症
①家族性遺伝があることが多い(優勢遺伝)
②バソプレシンに尿量、浸透圧は無反応
③サイアザイド利尿薬で尿量が減少する
【3】原発性アルドステロン症
①高血圧、夜間多尿、周期性四肢麻痺
②低K血症、アルカローシス、血漿レニン活性は低値(ラシックス(R)負荷時でも抑制されている)。血中アルドステロン値は高値
③副腎腺腫(比較的小さいことが多い)過形成の場合もある(本態性という)
【4】Cushing症候群
①満月様顔貌、中心性肥満、高血圧、皮膚線条、無月経、高血糖
②血中コルチゾール高値およびその日内変動消失、尿中17-OHCS(遊離コルチゾール)増加、少量デキサメタゾン試験にコルチゾールは抑制を認めない。
③下垂体腺腫または副腎腺腫、稀に異所性ACTH産生腫瘍
【5】本態性高Na血症
①間脳下垂体疾患、脳血管障害、頭部外傷
②血漿浸透圧高値にもかからず、血漿ADHは低値
③口渇、多飲、多尿はみられない。

引用元-−-検査値の読み方

クッシング症候群の治療

①手術療法
経蝶形骨洞的下垂体腫瘍摘出術。かつては下垂体腫瘍を残したまま両側副腎の摘出術を行っていたこともあり、ネルソン症候群を発生させる原因となりました。
②放射線療法
γナイフ
薬物療法:副腎皮質ステロイド合成阻害薬。

異所性ACTH症候群の治療

原因腫瘍の摘出や化学療法を行う。手術不能例では副腎摘出を行う。

副腎腫瘍の治療

副腎腫瘍の摘出。副腎の萎縮が見られるため、摘出後はグルココルチコイドの補充を行う。手術不能例、癌再発例や転移例にはステロイド合成阻害薬(ミトタン、トリロスタン、メチラポンなど)を投与する。

*腫瘍の除去を第一として、手術・放射線治療・薬物による治療を行う。

引用元-−-病気の症状を知ってセルフチェックをしよう

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