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バイクのエンジンの調子はプラグから飛ぶ火花に左右されます

      2016/06/07

バイクのエンジンの調子はプラグから飛ぶ火花に左右されます

バイクに乗っているといつもと違って加速が悪いと感じることがあります。

また、最悪の場合はエンジンがかからなくなってしまいます。

これらの原因は、プラグから飛ぶ火花にあるのです。

今回は、バイクのプラグから飛ぶ火花について紹介しましょう。

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バイクのプラグの役割

人の漕ぐ力で走る自転車と違って車やバイクはガソリンで走ります。もちろん、ガソリンだけではエネルギーを生み出すことはありません。ガソリンはエンジンのなかにある燃焼室で燃えることによってエネルギーを生み出します。そのとき、ガソリンを燃焼させるための火種となるのがプラグから飛ぶ火花なのです。

プラグは長年使っているうちに火花が飛ぶ電極部分が磨耗してきます。そうなると、火花が飛びづらくなってしまいます。その結果、ガソリンの燃焼が少なくなりエンジンの力が弱まります。バイクに乗っていていつものように加速しないというときは、この電極部分の磨耗が疑われます。

また、電極部分の磨耗がさらに進めば火花が飛ばなくなってしまいます。火花がなくなればガソリンが燃焼しなくなりエンジンは止まってしまいます。

このことからも分かるように、人の指ほどの小さなプラグでも、そこに飛ぶ火花はエンジンの調子に直結することになる重要な部品なのです。

バイクのプラグから火花が飛ぶ仕組み

バイクも車と同じようにバッテリーを積んでいます。そして、プラグはその電気を使って火花を飛ばしているのです。ただし、そのままでは火花は飛びません。バッテリーからくる電気をイグニションコイルという部品で電圧を上げてプラグに送ることで火花を起こしているのです。

プラグの先には二つの電極があり、その間に隙間があります。別名、火花ギャップといいます。この二つの電極に大きな電圧をかけることによって、その間に火花が飛ぶのです。これはちょうど、雷が落ちる仕組みに似ています。雷は摩擦で起きた静電気が雲と地面の間を流れることで稲光が発生します。バイクに乗っている間、エンジンの中には小さな雷が発生しているともいえるでしょう。

このように、バイクのエンジンのなかに充満しているガソリンは、プラグの二つの電極の間に飛んだ火花を火種としてに燃え広がっていくのです。そして、そのエネルギーを回転エネルギーに替えてバイクは進むのです。

プラグから火花が飛ににくくなる理由

先に説明したように、プラグの先には隙間(火花ギャップ)があります。そして、その隙間が微妙に火花の飛びに影響します。隙間は広すぎてもダメ、狭すぎてもダメなのです。

まず、隙間が広すぎる場合。ボールを遠くまで飛ばすにはより大きな力が必要になるのと同じように、広い隙間に火花を飛ばそうとすると大きな電気の力が必要になっています。そのため、電気の力が一定の場合、火花は飛びづらくなってしまうのです。

次に、隙間が狭すぎる場合。隙間が狭ければ小さな電気の力で火花が飛ばせるのだからいいのではと考える人もいるかもしれません。しかし、そんな単純な問題ではないのです。火花ができたとしても電極の隙間が狭いため、その火花がすぐ傍にある電極によって消されてしまうのです。電極は火花を受け止めるだけでなく、火花を消す働きもするのです。

このように、隙間が広すぎても狭すぎても火花がうまく飛びません。その結果、ガソリンを効率よく燃やすことができずエンジンのパワーが出なくなるのです。

バイクのプラグの種類

寒い冬などは車のエンジンがなかなかかからないことがあります。また、エンジンがかかったとしてもしばらくエンジンを温めてから発進する人も多いでしょう。

バイクのエンジンのなかにあるプラグも同じです。プラグが効率的に火花を飛ばせる適性温度というものがあるのです。そのため、すぐ熱くなるエンジンとそうでないエンジンとでは使うプラグも変わってきます。

すぐ熱くなるエンジンには、コールドタイプといわれるプラグを使います。これは、ガソリンが燃える熱を受けにくく、かつ、プラグ自体が冷えやすくなっています。

熱くなりにくいエンジンには、ホットタイプといわれるプラグを使います。これは、ガソリンが燃える熱を受けやすく、かつ、プラグ自体が冷えにくくなっています。

では、これらのプラグの中身はどうなっているのでしょうか。

エンジン内の熱を受ける部分の大きさで見れば、コールドタイプのプラグは小さく、ホットタイプのプラグは大きくなっています。

プラグの熱を逃す仕組みで見れば、コールドタイプのプラグは熱が逃げやすいように、ホットタイプのプラグは熱が逃げづらいようになっています。

バイクのプラグも定期点検しよう

バイクのプラグも、走った距離に応じて点検することが法律で定められています。1年間に1,500km以上走った場合は点検する必要があります。ただし、それ以下の場合は点検する必要はありません。ちなみに、点検を省略した場合でも、走行距離に関係なく次の年には点検をした方がいいでしょう。

まとめ

普段何気なく乗っているバイクですが、エンジンのなかのプラグは、このようにご主人様が快適にバイクで走れるように一生懸命に火花を飛ばし続けているのです。そんなプラグのことを詳しく知ったという人も少なくはないでしょう。

こうして、プラグが火花を飛ばす仕組みが詳しく分かれば自然と愛着も出てくるというものです。走行距離に関らず定期的に点検して、いつもベストな状態にしてあげましょう。そして、プラグに無理な負担をかけるような運転は慎み、安全運転を心がけましょう。それはプラグのためでもあり、バイクに乗るドライバーのためにもなるでしょう。

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