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会社における冷房の設定温度の戦い どうすれば解決する?

      2016/06/07

会社における冷房の設定温度の戦い どうすれば解決する?

近年、日本の夏は猛暑に見舞われています。常に会社の冷房はフル回転状態。

そうすると発生するのが、”冷房の設定温度の戦い”です。

特に男女で起こりがちなこの戦いですが、どちらも納得できるような、そんな解決策はあるのでしょうか?

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会社の冷房の設定温度 それは譲れない戦い!?

一般的に男性よりも女性のほうが寒がりで、夏の冷房に悩まされることが多いですね。

冷えは女性にとって大敵、冷えすぎることが原因で体調を崩す人さえいます。

対して男性は暑がりが多いと言われ、女性にとっては寒すぎる冷房も、「お、ここは涼しくて気持ちいいな!」という反応が返ってくることも。

だから夏場にひざ掛けを用意している女性のことが不思議でしょうがないのです。

これは男女の体質の差が原因です。

ですから、自分好みに冷房の設定温度を変えられない会社では、男性陣・女性陣共に譲れない戦いになってしまうのも、ある意味当然のことなのでしょう。

ですが、この問題を放置してしまっても、どちらにとってもいい結果を産まないことだけは明らかです。

無言でエアコンの設定温度を上げ下げする男女の姿は、社内の雰囲気をどんどん悪くするだけなのは、誰でも容易に想像がつくでしょう。

何とか、どちらも納得のいく着地点を探し出すことは出来ないものでしょか?

どうして体を冷やしてはいけないのか 冷房を女性が嫌う理由

「女性は体を冷やしてはいけない」理由の一つに、昔から言われているように、お腹にある子宮は冷えに敏感であることが挙げられます。

ぽっこりお腹に悩む女性もいるように、女性の体は子宮を冷え等から守るために、腹部に脂肪を溜め込みやすい体質になっています。

そして女性特有の生理痛を始めとした婦人病の原因の多くが、この子宮の冷えが原因の一つです。

体が冷えることは、血流が悪くなることにも繋がり、子宮や卵巣への疲労や正常な機能の阻害になるのです。

次に挙げられるのが、脂肪は筋肉よりも冷えやすい、ということ。

男性に比べて女性は、皮下脂肪を多く持ち、代わりに筋肉が少ない体です。

これは妊娠・出産に備えるための体の正常な働きですから、自分の努力でどうにかなる話ではありません。

他にも体の冷えは、免疫力の低下や、新陳代謝の低下を引き起こします。

これは男女ともに言えることですが、過剰に体を冷やすことは決して体にはいいこととは言えないのです。

男性の体質と周囲への気づかいが、冷房の温度を低くする

が、少し待ってください。

女性の体が冷えやすいワケや影響を知って、「ほら見なさい!」と女性は居丈高にならないでください。

逆に言うならば、男性は女性と異なり、脂肪よりも筋肉が付きやすい体であるのです。

冷える脂肪と違い、筋肉は熱を持ちやすい性質を持っています。

人間の体温は、内蔵と筋肉から発生しているため、筋肉の量が多い男性は暑がりになってしまうのも当然なのです。

では、熱を持った体はどうするでしょうか?

答えは、発汗して熱を逃す、です。

運動やサウナのように、自分の意志で汗を流すのと異なり、ジワジワと流れる汗は本人にはとても不快。

加えて、男性は体臭を指摘されることも多いですから、臭いの元である汗を流したくないと思うのは当然ではないですか?

冷房の設定温度を下げるな!汗を流すな!ニオイを出すな!――女性の要望を突き詰めると、こうなってしまいます。これはあまりにも男性に対して酷な物言いです。

それに、一部の男性を除き、大半の男性は「女性にとって冷えは大敵」という常識を知っています。

自分ではそうは感じられないけれど、真夏なのにひざ掛けを使う女性を見て、大変だなとは思いこそすれ非難する人はそうそういません。

会社の”冷房の設定温度の戦い”に着地点はあるのか

一部ではありますが、男性・女性それぞれの体質から生まれる”冷房の温度設定の戦い”の理由を挙げました。

それでは、それを踏まえた上で、着地点を考えましょう。

人の出入りが激しい部署の場合は、冷房の温度を低くしがちですが、これは2つの点からもお勧めできません。

まず、光熱費の問題です。

人の出入りが激しいということは、その度に空気も入れ替わります。

その度に冷房はフル回転をすることになり、電気代が嵩む要因になります。

また、次に外から帰ってきた人の健康面の問題です。

外気との差が-5度以上あると、心臓に負担がかかるとされています。

一時はキンキンに冷えた空調にほっとするでしょうが、体には思った以上にダメージがかかっているのです。

何より、急激な温度変化は熱中症の原因にもなってしまいます。

当然、涼しさを求める人からは苦情が出ることになりますが、そうした人のために、冷蔵庫に冷たい飲み物や冷やしたタオルを常備するなどをして、別の方法で暑さを労う方法を取りましょう。

就業環境を整えるのは、会社の義務 改善を求めよう

人の出入りの少ない部署の場合、時間帯によって設定温度を上下させる方法や、風向を常に動かす・サーキュレーターを同時に使用し、空気の流れを作る方法が有効かと思います。

また可能であれば、冷房に弱い社員(主に女性になるでしょうが)の席を冷房の吹き出し口から離れた場所にする等の対策が考えられます。

こうした、社内全体の対策をした上で、上着を羽織る、温かい飲み物を常備する、普段から体を冷やさないようにする体を作るなど、個人の寒さ対策をしましょう。

また暑さに悩む場合も同様に、冷感シャツの着用や、卓上扇風機を使用するといった、自分で涼しさを作り出す方法を取りましょう。

会社での冷房の設置温度の戦いを円満に解決する方法は、社員一人では不可能です。

会社の規則として、冷房の温度は○度!と決めたとしても、人により快適温度は異なりますし、冷房との位置や機種によって温度差は生まれてしまいます。

会社の福利厚生として、出来るだけ大勢が快適に、そして健康に就業できるように環境を改善することを求めるのは、社員の権利でもあります。

寒い、暑いといがみ合うより、お互いにとっていい空間を作れるよう、歩み寄りが大事です。

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