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卒乳のベストな時期は?3歳まで授乳を続けた方がいい理由

2015.10.11

子供への授乳はいつまで続ければいいのか悩んだことがあるお母さんも少なくないと思います。

中には仕事への復帰や2人目を考えていて、子供が1歳になった頃から断乳を考えているなんて事もあるのではないでしょうか。

でも、ちょっと待ってください。実は無理に断乳しないで卒乳させてあげる事が子どもにも母親にも良いって知ってましたか?

今回はベストな卒乳の時期と3歳まで授乳を続けた方がいい理由を紹介します。

断乳と卒乳の違い

ひとことに卒乳と言っても、意味合い的には2つのものがあります。

親の意思で子供への授乳をやめてしまう断乳と、子供自身が自然と飲むのをやめる卒乳です。

本来の卒乳は後者の事のみを指していますが、近年では断乳も卒乳とひとくくりにして呼ばれていることも珍しくありません。

しかし、同じ卒乳でも親が強制的に子供を卒乳させる断乳と、子供が自分から母乳を飲まなくなる本来の卒乳では子供に与える影響が全く違いますので、この2つの違いはきちんと理解しておく必要があります。

母乳で子育てをしている多くのお母さんたちは、子供が1歳になったころから授乳をやめることを考え始めるようです。

中には、まだ授乳を続けていることを周りの人に驚かれたのがきっかけで断乳したという人もいるでしょう。

断乳をすすめる人からは「授乳期間が長い子供は甘えん坊で中々自立できない」などの、子供の成長を妨げてしまうかのような声がよく聞かれますが、実はこれが大きな間違いで、親が強制的に断乳をさせる方が子どもに悪影響を及ぼしてしまうんです。

授乳は3歳以降まで続けてよい

授乳は子供の成長に大きく関わりがあるのは事実です。

子供は1歳頃から脳や心が著しく成長をします。

まだ自我も芽生えていない時期から我慢を強いる様な事をしてしまうと、精神的に不安定になってしまい、自立心が育ちません。

安定した健全な精神を育てるためにも、1歳頃の子供に不安や我慢を強いてはいけないのです。

そんな子供にとって、母乳を飲むという行為は不安やストレスを解消し、精神を安定させる重要な役割を担っています。

つまり、授乳を続ける事が子供を安定した精神状態で健やかに成長をさせる事ができるのであり、断乳こそが甘えん坊で中々自立できない子供にしてしまうのです。

以前の母子手帳には記載が見られた「断乳」という言葉は平成14年からは削除され、今では卒乳を推奨することが普通になってきています。

実際に日本小児科学会では子供への授乳は4歳までを推奨していますし、世界保健機構でも2歳かまたはそれ以上を推奨しています。

「うちの子は3歳になってもまだ卒乳出来ない」なんて困っているお母さんもいるかもしれませんが、世界的な卒乳の平均年齢が4歳2ヶ月という事実からもわかるように、卒乳の目安を1歳で考えてしまうのは大きな間違いだと言えるでしょう。

卒乳の時期が3歳以降だとある病気になりにくい

最近の研究では、授乳期間が長いことは子供の成長に効果があるだけではなく、母親の身体にも様々な効果があることがわかっています。

子供母乳を飲もうと乳頭を吸うことで、オキシトシンという物質が分泌されます。

このオキシトシンは子供にとっては精神的な安定を促す効果があるのですが、それと同時にお母さんの精神安定剤の役割も担ってくれます。

さらに、収縮した子宮を元の大きさに戻す手伝いをしてくれたり、体重が元に戻りやすくなるなど、産後の身体の回復にも役立つのです。

また、卵巣の機能が低下することでホルモンバランスが崩れてしまって起きる更年期障害も授乳期間と密接な関係があることが判明しています。

50歳前後の子育て経験がある女性の方々を対象に、子育ての方法を、ミルク、授乳期間1年、授乳期間3年以上の3グループに分けて更年期障害の発生率を調べたところ、3年以上授乳を続けたグループの女性達は更年期障害の発生率が最も低いということが判明したのです。

授乳期間の長さが卵巣を長期間休ませてくれることにつながり、ホルモンのバランスを整えてくれるわけですから、尚更断乳はするべきではありませんね。

授乳をする際の注意点

授乳や卒乳の時期が母子に与える影響の大きさについては理解していただけたと思います。

しかし、ただ長い期間授乳を続けてさえいれば問題がないのかと言えば、そういうわけではありません。

スマホをいじっていたりテレビを見たりしながらの授乳で育った子供は、授乳だけに専念して育てられた子供と比べ、注意性多動性血管障害(ADHD)や自閉症になってしまう可能性が高くなってしまうのです。

なぜこのような事が起きてしまうかというと、本来授乳によって分泌されるはずのオキシトシンが、お母さんが他の事に意識を集中されているために分泌量がすくなくなってしまいます。

その結果、子供は十分な量のオキシトシンを摂取することができず、精神的に不安定になってしまう可能性が高くなるのです。

このように、いくら自然卒乳を目指して長期間授乳を続けていても、授乳の仕方を間違えてしまうと結果的に断乳と同じ事になってしまうので、何かをしながら授乳をする事は控え、子供とたくさん触れ合って愛情を注ぐことに意識を集中するようにしましょう。

どうしても卒乳の時期を決めたいなら

いくら自然卒乳がいいとは言っても、近年では共働き世帯が増えているなど、家庭状況によってはどうしても3〜4歳よりも早い段階で子供には卒乳をしてほしい、だからと言って断乳をするのは良くないと分かった今、どうすればいいか悩んでる人も少なくないと思います。

断乳はしたくないが、事情によりどうしても卒乳の時期は自分達で決めたい時は、子供への授乳の回数を時間をかけて少しずつ減らしていきながら、「おっきくなったらおっぱいとバイバイするんだよ」「あと○回でおっぱいもう終わりだよ」というように言い聞かせて、子供の方から自然と卒乳するように仕向けていくようにしましょう。

ただし、いざ授乳をやめようとした時に子供が泣いて嫌がったりするようであれば、子供にまだ卒乳を受け入れられる準備が整っていませんから、何か月か期間をあけてから再チャレンジするようにしましょう。

また、親の事情で卒乳を早める場合は、最低でも3食を離乳食ご摂れていて、水分補給も自分できちんとできるなど、母乳以外からの栄養補給がきちんとできている事が必須です。

あくまで子供の事を第一に考え、無理な卒乳は行わないように注意しましょう。

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