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原価率から計算して利益を出す方法とは

2015.9.12

原価率という言葉を聞いただけで敬遠していませんか。

でも、原価率も利益も商売の基本中の基本。

そして、それは業種や業態によって違ってきます。

だから、原価率と利益を知るのは商売を知ることにもつながるのです。

原価率はどうやって計算するのか

原価率とは売価に占める原価の割合のことです。

簡単にいえば売価、つまり商品の値段に占める原価の割合のことで原価を売価で割って算出します。

一般的に、店側が原価をコントロールするのは難しい。

しかし、売価なら店側がコントロールできます。だから、店は戦略的に売価を設定して原価率を決定します。

原価率は業種や業態によって変ってきます。

例えば飲食店の場合、原価率は3割といわれています。つまり、値段の3割が原価ということです。

例えば原価率が3割だと300円の牛丼の約100円が原価ということです。

農業の原価率は7割といわれています。

原価にあたるのは、農業用資材、肥料、農薬、灯油などです。

最近の円安や石油価格の上昇等によって農業の経営も厳しさを増しています。

なかには赤字の農家もあるそうです。

製造業の原価率も約7割といわれています。

原価にあたるのは、製品の素材や部品などの材料費、人件費にあたる労務費、電気代や水道代などの経費です。

小売業の原価率は6割といわれています。原価にあたるのは主に商品の仕入れです。

利益を計算するには売価と原価が必要

売価は原価と利益から成ります。

つまり、売価から原価を引いた値が利益ということです。

これは太古の昔から変らない基本ルールです。

そして、ネット社会が進展してもこの基本ルールは変らないでしょう。

したがって利益を増やすには、一定の売価のもと原価を下げる、一定の原価のもと売価を上げる、売価を上げて原価を下げる。

この3通りしか方法はありません。

利益を増やすにはどうしても原価率を下げざるを得ません。

しかし、原価率を下げると商品が安っぽく見え消費者に見放される可能性があります。

そこで頭の良い人は考えました。
原価率が高くても利益が出る方法を。

それは、原価率が高い商品と低い商品を合わせて売ることで利益を確保する方法です。

例えば牛丼の場合。

牛丼の原価率は高く設定されています。

ただし、それだけでは利益が確保できないので、客が一緒に頼むみそ汁や卵などのサイドメニューの原価率を低く抑えトータルで利益を確保するようにしています。

原価率と原価から利益を計算する方法

では実際に原価率と原価から利益を求めてみましょう。

先に説明したように、利益を求めるには売価と原価が必要です。

したがって、まずは売価を求める必要があります。

原価率は、原価を売価で割って算出するのでしたね。式にあらわすと、

 原価率=原価÷売価

となります。したがって、売価は

 売価=原価÷原価率・・・式1

となります。

次に利益は売価から原価を引いて求めるのでしたね。

式にあらわすと、

 利益=売価-原価・・・式2

となります。

式1と式2から、

 利益=原価÷原価率 - 原価

となります。

具体的な数字を代入してみましょう。

原価が100円、原価率を10%とすると、

 利益=100円÷10% - 100円
   =900円

となります。

原価率を20%に増やすと、

 利益=100円÷20% - 100円
   =400円

となります。

原価率が10%増えただけで利益が500円も減りました。

いかに原価率の設定が重要かが分かるでしょう。

原価率と売価から利益を計算する方法

次は原価率と売価から利益を求めてみましょう。

利益を求めるには売価と原価が必要です。

したがって、まずは原価を求める必要があります。

原価率は、原価を売価で割って算出するのでしたね。

式にあらわすと、

 原価率=原価÷売価

となります。したがって、原価は

 原価=売価×原価率・・・式1

となります。

次に利益は売価から原価を引いて求めるのでしたね。

式にあらわすと、

 利益=売価-原価・・・式2

となります。

式1と式2から、

 利益=売価 - 売価×原価率

となります。

具体的な数字を代入してみましょう。

売価が100円、原価率を10%とすると、

 利益=100円 - 100円×10%
   =90円

となります。

原価率を20%に増やすと、

 利益=100円 - 100円×20%
   =80円

となります。

原価率が10%増えると利益が10円減りました。

たかが10円と思わないでください。

薄利多売の商売ではこの10円がモノをいうのですから。

原価率と利益額から売価を計算する方法

最後に応用編として、原価率と利益額から売価を求めてみましょう。

利益を求めるには売価と原価が必要です。

利益額が与えられているので、まずは原価を求める必要があります。

原価率は、原価を売価で割って算出するのでしたね。

式にあらわすと、

 原価率=原価÷売価

となります。したがって、原価は

 原価=売価×原価率・・・式1

となります。

次に利益は売価から原価を引いて求めるのでしたね。

式にあらわすと、

 利益=売価-原価・・・式2

となります。

式1と式2から、

 利益=売価 - 売価×原価率
   =売価×(1 - 原価率)
 売価=利益/(1 - 原価率)

となります。

具体的な数字を代入してみましょう。

原価率を30%、利益額を100円とすると、

 売価=100円/(1 - 30%)
   ≒143円

となります。

この式は、例えば決められた原価率から目標とする利益額を確保するために売価をいくらにするか決定するときに使います。

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