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国民健康保険と社会保険の仕組みと違い

      2016/06/07

国民健康保険と社会保険の仕組みと違い

みなさんは国民健康保険と社会保険の違いをきちんと理解していますか?

何が違うのかきちんと理解せず、医療保険だという事だけでただ何となく支払っている人もいるかと思います。

そこで今回は国民健康保険と社会保険の仕組みと違いを紹介します。

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国民健康保険とは

国民健康保険とは、保険に加入している者が病気や怪我で医療行為を受けた時に支払う医療費を、国民健康保険法という法律に基づいて保険料から一定額支払われる制度です。

日本では、国籍(1年以上日本に在留することが決定している人)や年齢には関係なく国内に在住の全ての人が健康保険に加入する必要があります。その為、国民健康保険は社会保険などの他の保険に加入していない全ての人が加入対象となります。

国民健康保険の運営は各市区町村が行っていて、加入や脱退をしたい時は自分の住民票がある各市町村の役所で手続きを行うことになります。

支払いする保険料の算出方法は運営する各市区町村によって違いがあるため、支払額も場所によって違います。

個人事業主や自営業者は社会保険に加入することができないので、国民健康保険に加入することになります。

病気や怪我で治療を受けた際の自己負担額は通常が3割で、3歳未満の子供に関しては2割、70歳以上の高齢者は1割です。

社会保険とは

社会保険とは、会社に属して仕事をする人が加入する保険の事で、厚生年金、健康保険、介護保険の3つをまとめたものの事を指します。

社会保険は、自分で入りたい保険会社を決める事はできず、会社が加入している社会保険に加入することになります。

社会保険はその会社の規模や業種によって、会社の加入が義務づけられていたりしますが、そこで働いている従業員すべてが必ずしも社会保険に入らなければいけないわけではありません。

後期高齢者医療の被保険者は健康保険に加入できませんし、70歳を超えている社員は厚生年金に加入できません。

そして、2か月以内の短期雇用の社員は健康保険にも厚生年金にも加入することができません。

社会保険は先ほど挙げた3項目がセットとなっているため、1つでも加入できない条件に引っかかってしまうと、他の項目では問題なかったとしても社会保険に加入することができません。

また、1か月の労働時間数によっては、例え社員であっても加入しなくてもかまいません。

逆を言えば、これらの条件に当てはまらない人は全て社会保険に加入する義務があります。

国民健康保険と社会保険の違いは?

国民健康保険と社会保険の大きな違いでまず考えられるのは、支払いをする保険料についてです。

国民健康保険は、前年に得た所得を基にして保険料を算出し、支払額が決定します。

その為、前年まで働いていたが今年になってリストラされたり独立して収入が減った場合は、かなりの負担を強いられることになります。

また、ひとりひとりに保険料がかかってくるので、自営業で子供がいる家庭の場合は
3人分の均等割の保険料に労働者に対する所得割の保険料が加算されて、それを全て自分で支払わなくてはいけません。

一方で社会保険の場合は、今の給与を基に保険料が決まります。

そして、先ほどと同じように3人家族で配偶者が専業主婦(主夫)の場合は、社会保険加入者の保険料の支払いで3人分の保険証を交付してもらえます。

しかも、社会保険の場合は自分が毎月支払っている保険料と同額を会社が支払っていて、国民健康保険ではカバーされていない傷病手当金や出産手当金、その他要件さえ満たせば各種給付金が支給されるのも大きな違いです。

任意継続と国民健康保険の違い

会社をリストラされたり独立して退職した際には、加入していた社会保険を脱退しなくてはいけません。

退職後、すぐにほかの会社に転職して働き始めるのなら、新しい会社の社会保険に加入すればいいのですが、しばらく働く予定がなかったり、自営業となる場合は国民健康保険に切り替える必要があります。

しかし、要件を満たしていれば任意継続という選択肢もあります。

任意継続とは、2か月以上社会保険に加入していた実績のある者が、退職してから20日以内に手続きをすることで、2年間に限り今までの保険に継続して加入していられる制度です。

任意継続と国民健康保険ではどちらがお得かですが、それはどのくらい収入がない期間が続くのかなど、その時の状況や条件によって変わってきてしまうので一概にどちらが得だという事は言い切れません。

どちらがいいのか判断するのが難しくてよくわからないという方は、とにかく任意継続の加入手続きをするとよいでしょう。

なお、任意継続は1日でも支払いを滞納してしまうと即座に加入資格を失ってしまうので注意してください。

厚生年金と国民年金の違い

社会保険には健康保険以外に厚生年金も含まれているという話をしましたが、厚生年金と国民年金の違いは知っていますか?

国民年金は基礎年金ともいい、日本に住んでいる20歳から60歳未満までの全ての方が加入対象の年金です。

一方で厚生年金は社会保険の一部ですから、加入できる条件には条件があるのは前述の通りです。

厚生年金は有無を言わせず給料から天引きされるため、会社に属している限りは何もしなくても自動で払い続ける事になります。

また、保険料の免除規定はありませんので、支払いを途中でやめたりすることはできませんが、国民年金は所得制限があるものの、支払い免除の規定があるのは大きな違いです。

そして、例え国民年金と厚生年金で支払額が同じように見えても、実際は同額を会社が支払ってくれているため、より多くの保険料を納めているので、厚生年金の方が多額の年金を給付されることになります。

さらに、障害年金や遺族年金では国民年金よりも多くの補償が着いているという違いもあります。

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