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国産時計メーカーは海外との違いはあるのか

2015.9.12

学生時代は国産の時計を使っていても大人になれば海外の時計に憧れるもの。

国産の時計は正確さをウリにしていますが海外の時計はそれ以外の付加価値をウリにしています。

では、両者の違いはどんなところにあるのでしょうか。

技術力やブランド力に焦点を当てて解説します。

また、時計に関する豆知識も紹介します。

国産時計メーカーと海外時計メーカーの製造技術力の差とは

製造技術力をどう定義するかによって話は違ってきます。

例えば車の場合はまず「安全性」が求められます。

そしてその安全性を確保した上で快適なドライブができ燃費もいい車を作る技術と定義できるでしょう。

しかし、時計に安全性が求められることはありませんし燃費が問われることもありません。

それを定義するのなら「正確な時を刻む時計を作る技術」ということになるでしょう。

そうなればやっぱり国産メーカーに軍配が上がるでしょう。

日本のメーカーが発明した水晶振動子を用いた時計であるクォーツ時計が世に出たとき、機械式腕時計天国の海外メーカーが経営危機に陥るくらいの衝撃を与えたことからもそれは明らかでしょう。

同じ値段なら人は正確な時を刻む時計の方を選ぶということです。

それまでは1日に十数秒狂うのが当たり前の時代だったところに1ヶ月に数秒しか狂わないクォーツ時計があらわれて大騒ぎになりました。

この時はもう機械式腕時計には戻れないと思った人も多いでしょう。

国産時計メーカーと海外時計メーカーのブランド力の差は

先の話は、時計を「時を刻む機械」として捉えた場合の話です。

時計を宝飾品と捉えると話は変ってきます。

宝飾品なので正確な時を刻む機能は重視されません。

それよりも、宝飾品としての時計を身につけた時の自分の状態がより重視されます。

海外の高級時計メーカーは、時計を宝飾品として、つまり製造技術と美を融合させる力を持っているといえるでしょう。

それはブランド力の差ともいえるでしょう。

そのことは中古市場が雄弁に物語っています。

例えば国産の腕時計を質屋に持って行っても引き取ってはもらえません。

なぜなら市場で価値が認められず値段のつけようがないからです。

しかし、海外の高級腕時計はそうではありません。

むしろ中古の方が希少価値があがり新品で買うよりも高い値段がつくことはざらです。

筆者も海外の高級腕時計を「お守り」として持っています。

もし何かがあってもそれを質屋に持って行けば最低1ヶ月の生活費くらいにはなるので。

ただし、故障した場合の修理費は国産の時計がいくつも買えるくらいの値段にはなりますが。

海外時計メーカーの高級腕時計を身に付けた感想

ここからは筆者の個人的感想になります。

今から10年ほど前に始めたダイビングを機に海外の高級ダイバーズウォッチを月賦で購入しました。

今から思えば国産メーカーは最初から選択肢にはありませんでした。

それの理由を考えると、当時読んでいた英文週刊誌の広告の影響があったのかもしれません。

ダイバーズウォッチを買うのならこのメーカーに決まっている、と。

その時計を買ってきて高級感あふれる箱を開けたときのことは今でも覚えています。

そしてその時計を手にとったときあまりの重さに驚いたものです。

そしてそれを腕につけたとき「これは選ばれた者にしか分からない感覚」であると自分に言い聞かせもしました。

その時計は日常生活でも欠かせないものとなり、大げさに言えば一緒に人生を歩んできました。

しかし、そんな時計も2年ほど前の暮れに止まってしまいました。

同じダイバーズウォッチをしている従兄弟に話をしたら「オーバーホールに出す必要がある」と言われました。

近くの時計屋に行って修理費を見積もってもらったところ「6万円から」と言われて驚きました。

その時計は修理にだせず眠ったままです。

海外時計メーカーのニセブランドを身につけるとどうなるか

海外高級時計で問題になるのはニセブランド商品の氾濫。

テレビのニュースなどで押収したニセブランド商品を処分しているシーンが映し出されます。

ここで行動経済学のおもしろい実験結果を紹介しましょう。

それは、ニセものを身につけるとごまかしをしたくなるというもの。

実験の概要は次のようなもの。

実験の協力者は二つのグループに分かれます。

一つは、サングラスがニセブランドということを事前に知らされます。

もう一つは何も知らされていません。

そして、そのサングラスをかけて実験部屋に行って数字探し課題に挑戦してもらうというもの。

ニセブランドということを知ったうえで身につけたグループはそうでないグループよりもごまかしの数が多くなったという。

なぜそんなことが起こったのか。

それは、ニセもののサングラスをそうと知った上で身につけると道徳的な抑制力が弱まり不正の道に歩を進めやすくなるからだそうです。

貴方はこの実験結果をどう思いますか?

試験会場に持って行くのはどんなメーカーの時計が良いか

最後に、試験会場に持って行く時計はデジタル時計がいいのか昔ながらの針時計がいいのかを説明しましょう。

デジタル時計は現在の時刻が数字であらわされます。

なので、何時何分か計算しなくてもすぐに分かります。

しかし、針時計は針の位置から何時何分かを割り出す必要があります。

試験会場では一分一秒が勝負です。

だったら、現在の時間が数字であらわされるデジタル時計の方が優れていると考える人がいるかもしれません。

しかし、そこのに落とし穴があります。

試験会場で最も重要なのは、試験の残り時間がいくらあるかということ。

試験の残り時間を求めるには、デジタル時計であらわされた現在時刻と試験終了時刻の差を計算しなくてはいけません。

物理や数学など計算を伴う問題を解いているときにその計算は思考を中断してしまいます。

その点、針時計は現在時刻と試験終了時刻が直観で分かります。

そのため試験の思考を中断することもありません。

それでもまだ信じられない人は、両方の時計を持参してどちらが思考を妨げないか確認してみてはいかがでしょうか?

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