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子供の卒乳の時期について悩んでいる。アメリカの事情は?

      2016/06/07

子供の卒乳の時期について悩んでいる。アメリカの事情は?

卒乳と断乳、色々やり方があり、時期についても諸説色々あってどうするべきか悩んでいる。

アメリカのある親が子供に5歳まで母乳をあげている件について、裁判になったのを聞いた。

どのくらいの時期で卒乳させるのが普通?

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世界の卒乳の時期

WHO(世界保健機関)とユニセフ (国連児童基金)の調査によると、世界の卒乳時期の平均は4.2歳。

思ったよりも、日本人にとっては意外に長く感じますね。

日本人の卒乳もしくは断乳の時期の平均は1.6〜2歳前後です。

欧米諸国ではもっと早く、イギリスでは6か月、フランスでは何と3か月が平均だそうです。

それを考えると、平均というのは数字をならすので、実際は4.2歳よりも長く母乳を与えている国もあるという事です。

卒乳もしくは断乳の早い国は、母乳以外からでも栄養がたくさん取ることが可能です。

また粉ミルクなど母乳以外の代替手段も豊富です。

赤ちゃんの口に入るもので、母乳よりも栄養素がある物が少ない国も、まだまだかなり世界にはあります。

WHOの卒乳のガイドラインでは「2歳以上で、子供が欲しいと思った時は積極的にあたえるべき」という方針を打ち出しています。

そういった世界の事情を踏まえた上で、このガイドラインを参考にしましょう。

アメリカの卒乳の時期

元々日本が卒乳もしくは断乳の時期が、世界各国と比べて短い傾向にあるのは、戦後のアメリカ式育児方法の影響があると言われています。

大体1歳前後に断乳するのが平均だったのそうです。

現在の日本では卒乳が注目され、乳離れする時期が遅くなったりしています。

アメリカの小児学会では、生後6か月までは母乳のみで育てる事を推奨しています。

その後は、離乳食とともに少なくとも12か月までは、母乳と並行し、それ以降は親子関係で必要と思われる分だけ続けるべきという勧告が出ていいます。

その一方である親の裁判が一時期話題になりました。

アメリカのイリノイ州で5歳まで母乳を与えた母親に対して、「子供の感情発達を阻害させる可能性がある」として、子供の親権を奪う裁判結果が出たそうです。

その後、カウンセリングを受けることを前提に親権を取り戻したそうです。

勧告で「親子関係で必要と思われる時期まで母乳を上げるべき」とありますが、あまり極端すぎるのも問題ということでしょうか?

アメリカの育児方法

アメリカの育児方法は、かなり日本と違っています。

よく言われるのは、日本人は子供が小さいうちは、親の目の届くところで寝かせます。

多くは両親の寝室で、ベビーベッドを卒業すると、川の字になって寝ることが多いのではないでしょうか?

アメリカを赤ちゃんのうちから、別室(赤ちゃんの部屋)に寝かせて、ベビーモニターなど置いて子供の様子を確認しています。

日本のように同じ布団で寝て、寝返りを打ったりして子供を押しつぶしては大変!それは虐待では?と言われるくらいです。

アメリカ映画では、よく両親がベビーシッターに子供を預けて、夜出かけるシーンが出てきます。

これも日本ではほとんど見られません。まずベビーシッターが少ないということもありますが、子供を預けて夫婦で出かけるということに罪悪感があるようです。

アメリカは13歳以下の子供が一人で通りを歩いていると保護の対象になり、親は罪に問われます。国によってこれだけ育児に関して考え方が違うのです。

卒乳、断乳、乳離れ方法は色々

時代によって色々「乳離れ」の言い方と方法は変わっています。

断乳というのは、母親がいろんな理由から子供に授乳することを辞めると決意し、その日から子供の意思に関係なく、授乳しないことを言います。

それに対して、卒乳というのは、子供の意思を尊重して自然に任せる方法です。

ただこのあたりも定義があいまいで、子供自身がおっぱいに興味がなくなって飲まなくなることを指す場合と、母親主導で、段階を踏んで徐々にフェードアウトさせてりする方法も含まれたりします。

日付を決めて、「○日になったら、おっぱい辞めようね」と子供に言い聞かす方法や、胸にアンパンマンを書いた絆創膏貼って「○○ちゃんがたくさん飲んだから、お母さんのおっぱいアンパンマンになっちゃった。だからおっぱいとさよならしようね」と言って諦めさせたりする方法もあるようです。

どれが正解、どれが不正解という回答はありません。何が一番いいか回答がないところがお母さんの悩みの種です。

強固なる母乳神話

残念ながら、全ての母親が必ず母乳をあげられるとは限りません。

体質的に母乳が出にくい人もいますし、病気で与えられない場合も。

また勤めているお母さんは物理的に子供を離れているので、母乳をあげることが出来ません。

時期を悩んだり、乳離れ方法を悩めるのは、母乳を常にあげられる環境にあるからです。

母乳で育てられれば一番です。

ですが、母乳で育てることができない母親は、最近の強固なる母乳神話に苦しんでいます。

「母乳で育てられないから、栄養が足りないのでは?」
「母乳で育てられないから、子供が将来情緒的な問題を抱えたらどうしよう…。」

でもそんなに心配することはないのです。

今の日本では粉ミルクも母乳ほどでないにしろ、十分栄養を摂取可能ですし、情緒的な問題を心配しているのであれば、母乳をあげる以外でもスキンシップの方法はあります。

母乳をあげていればすべて解決する訳ではないように、母乳がなくてもすべてが問題になる訳ではありません。

だから、卒乳もしくは断乳する時期が人よりずっと早くても、罪悪感を覚える必要はないのです。

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