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日本で卒乳の時期は大体1歳半だけど、世界では何歳くらい?

      2016/06/07

日本で卒乳の時期は大体1歳半だけど、世界では何歳くらい?

卒乳の時期というのは母親の悩みの一つ。

「他の子は卒乳したけどうちの子はまだ」という場合はなおさらです。

自分の母親からも「早くしたほうがいい」とプレッシャーをかけられる。

日本の常識は世界では常識?非常識?

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世界の卒乳の時期は?

世界の卒乳時期の平均は「4.2歳」と言われています。

WHOの卒乳のガイドラインでは「2歳以上で、子供が欲しいと思った時は積極的にあたえるべき」という方針を打ち出しています。

母乳には必要なエネルギーや、栄養素がたくさん含まれているので、逆に離乳食等の食事で母乳の摂取量が減らないように、積極的に取らせるようにという趣旨の事が言われています。

ただ、これは世界の平均ということに注意が必要です。

日本のように母乳以外からでも栄養がたくさん取ることが出来る国と、赤ちゃんの口に入るもので、母乳よりも栄養素がある物が少ない国と一律に論じることが出来ません。

また日本のように、水が蛇口をひねれば出てくるという環境の国は、決して世界の大半ではありません。

そのためこのガイドラインも、そういった国がそういった状況があることを前提に認識すべきです。

日本人からみると、このガイドラインの年齢が少々長く感じられるのは、そういった事情があるからです。

卒乳と断乳について

断乳というのは、母親がいろんな理由から子供に授乳することを辞めると決意し、その日から子供の意思に関係なく、授乳しないことを言います。

それに対して、卒乳についてはいろんな考え方があるようです。

子供が自然に飲まなくなるまで、授乳をする子供の意思を尊重するやり方から、出来るだけ子供も納得して授乳を中止できるように、徐々にステップを踏んでいくやり方など。

徐々にステップを踏んでいくやり方ですと、例えばカレンダーを見せながら「この日になったらおっぱい辞めようね」と毎日説明するとか、胸にアンパンマンのシールを貼って、「○○ちゃんがたくさん飲んでくれたから、お母さんのおっぱいはアンパンマンになっちゃった。

だからおっぱいとさよならしようね。」というって方法とかあるそうです。

断乳よりも穏やかに授乳を中止することを「卒乳」といいます。

現在はこの考え方が主流で、母子手帳にあった「断乳の有無」という項目も現在はなくなったそうです。

日本の卒乳の時期は?

1歳6か月頃が多いようです。

あるアンケート結果によると、1歳〜1歳3か月ぐらいで卒乳したのが全体の4割程度、1歳未満で卒乳したのが3割というので、1歳6か月までには半分以上の子が卒乳しているようです。

ただ、どうもこの卒乳の時期に関しては、母親たちも自分の意思というよりも、周りのプレッシャーに負けてというのが多いようです。

元々日本では、「卒乳」イコール自立の始まり、成長の証という考え方があり、いつまでも授乳していると「甘やかしている」と言われて、肩身の狭い思いをしているお母さんも多いと思います。

少し前の母子手帳にも「断乳の有無」という項目があったくらいなので、ベテランの保健師さんたちの中にも「早めに断乳すべき」という考えの人もいます。

回りの人も悪気があるわけでないのですが、かといってその考え方を改めさせるために今の卒乳について説明するもの面倒ですよね。

それにどっちがいいかというのも正解のない問題です。

ただ当事者はあなたと子供の二人です。二人が一番いいと思う形を取るべきでしょう。

世界の卒乳の事情

イギリスやフランスなどでは、かなり早いようです。

イギリスでは6か月、フランスではなんと3か月で卒乳して、粉ミルクに切り替えるそうです。

先ほどの世界平均4.2歳卒乳時期を考えると、かなり早い国と遅い国の2極化の可能性がありえそうです。

アメリカも1歳3か月で10%は卒乳していないというアンケート結果もあるそうなので、逆を言えば、それまでには大半の子が卒乳しているようです。

先進国はやはり卒乳が早い傾向があるのは、母乳以外の代替手段が多いからでしょう。

実際、粉ミルクなどは、綺麗な水と、その水を温める手段がなければできません。

それだけの環境を持っているのは、世界の中でも多くはありません。

また仕事を持っている母親は中々昼間子供に母乳をあげるのが難しくなります。

そのため断乳せざるを得なかったり、母乳が徐々に出なくなったりします。

どちらにしろ卒乳の時期というのは、それなりに環境にもかなり依存していると思われます。

母乳は良いが絶対ではない

母乳育児が主流になると、肩身が狭くなるのは粉ミルクで育てている母親です。

粉ミルクを使っている理由は色々です。

母乳が出なかったり、子供に常に母乳をあげられる環境でなかったり。

特に母乳の出には個人差があり、色々マッサージをしたり、食べ物に気を付けてもやはり出にくい人はいます。

現在の粉ミルクはかなり母乳に近いと言われています。

確かに母乳はベストですが、粉ミルクだって決して悪いことではないのです。

粉ミルクでの育児は罪ではないのですが、どうしても母乳がベストという流れの中で少なからず罪悪感を覚えるお母さんも多いでしょう。

卒乳もそうです。

自分が理想とする育児が出来ればいいですが、環境や状況が許さない場合があります。

だからといってあなたが育児に手を抜いている訳でも、子供を虐待しているわけでもありません。

卒乳が希望通りにいかなくても、子育てに終わりはありません。

次から次へとやるべきことがあります。

なので、何かが上手くいかなかったと感じてもあきらめずに、他のことで取り返せば済む問題です。

全てが理想どうりにいくとは限りませんが、続けることが大切です。

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