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最近の虫歯の治療では抜歯でなくても麻酔を使うって本当?

2015.9.6

「痛かったら右手を上げてくださいね」

と歯医者は言うけれど、実際虫歯を治療してもらって、痛くて手を上げても

「はい、もう少しだから頑張って〜」というだけで痛くなくなることはない。

抜歯でなくても麻酔してくれる歯医者はないだろうか?

何故虫歯の治療は痛いのか?

虫歯を治療する際、どうしても虫歯を除去する必要があり、虫歯になった部分の歯を削らざるを得ません。

歯の表面のエナメル質には神経がないので、削っても痛くありません。

ただ象牙質には神経からつながる管があり、歯を削ると痛みを感じます。

ただしこの部分は、虫歯になると自己防衛のために、象牙質を固くして抵抗するため、虫歯のまわりは感覚を感じる人は少ないそうです。

でも中には神経が残っていて、感じる人もいますし、また虫歯が大きく、深い場合は、さらに神経に近くなりますので、痛みを感じる人は多くなります。

神経の近くを治療すれば、痛いのは当然です。

あまりに痛い場合は神経を抜かざるを得なくなります。

神経を抜くとどうしても歯はもろく割れやすくなるので、今は極力神経を残す治療が主流です。

そのため、神経に細菌が入ってしまうと痛みの原因となります。

また、虫歯が原因で根の先に膿がたまっていると、治療したことにより、膿が外に出ようとして痛む場合もあります。

虫歯の治療に麻酔は可能か?

昔と違い、現在は麻酔をすることが主流です。

毎回するわけでなく、治療内容などによって歯科医が麻酔の有無を判断します。

ただ痛みというのは本人しかわかりません。

同じように治療しても、痛いと感じる人がいれば、大丈夫と感じる人もいます。

痛みは個人的なもので、人と共有できません。

そのため、もし自分が痛みに弱いとか敏感であれば、事前に歯科医に「痛くなりそうな治療の場合は、麻酔をお願いできますか?」と希望を伝えましょう。

歯科医院によっては、問診票を記入する際「治療時の麻酔の希望の有無」を確認するところもあります。

おおよそ今は、患者の希望によって麻酔してもらえる時代なのです。

逆に麻酔が苦手なのであれば、それも事前に伝えておきましょう。

特に妊娠中は極力麻酔を使わないのがベター。

妊娠の事実がある場合は、それも伝えましょう。

麻酔が使えない場合は、治療時に痛みがあります。

どうしても痛みが伴う治療をせざるを得ない場合は、麻酔をして治療するのと治療をしないのとどっちが良いかで比較して、治療が必要な場合は麻酔をされることもあります。

虫歯の治療で麻酔が効かない事もある

麻酔薬に耐性のある体質の方がいます。

その場合は、歯科医院にはたいがい2〜3種類の麻酔薬が置かれていますので、種類を変えてもらうしかありません。

残念ながら、歯の炎症が強い時や、膿が溜まっている時は麻酔は効きにくいのです。

一番辛い時に効かないのは辛いのですが、こればかりは仕方ありません。

麻酔の量を増やすか、次回まで先延ばしにするかです。

ただ先延ばしにするともっとひどくなる可能性がある場合は、歯科医判断で続行されることもあります。

虫歯の奥の神経に直接麻酔する方法もありますが、神経に直接するので、一時的にはとっても痛くなります。

実際、麻酔をするのは歯でなくその周辺にある歯茎や粘膜に麻酔薬を入れて、少しづつ歯へと浸透させています。

骨まで浸透した麻酔薬が、神経をブロックして初めて、麻酔が効くという状況になります。

下の奥歯など、周りの骨が密集していて骨が固い場合、麻酔が浸透しにくいため、麻酔が効きにくい傾向があります。

虫歯の治療に使う麻酔の種類

一般的には局所麻酔となります。局所麻酔で良く使われるのは3つの方法です。

一つ目は、「表面麻酔法」です。

麻酔薬を歯茎の表面に塗って、感覚を麻痺させる方法で、歯茎などに注射する前に行って、注射の痛みを軽減させます。

その他、歯石のクリーニングや乳歯の抜歯に使われることもあるそうです。

二つ目は、「浸透麻酔法」です。

歯茎に直接針を刺すため、結構痛いのですが、今は痛くないように色々と考えられています。

例えば、「表面麻酔法」と併用したり、針を細いものにしたり、麻酔薬を温めたり。昔と比べると、かなり痛みが軽減しているそうです。

三つ目は、「伝達麻酔法」です。

下の奥歯は麻酔が効きにくいのですが、下顎の神経を麻痺させることにより、唇や下を含む広範囲にかけることができます。

効果も他の2つと比べれば格段に長く効果時間が持続します。

治療の痛み軽減というより、リラックスを目的とした麻酔もあります。

笑気ガスを使ってする吸入鎮静法と血管に直接鎮静薬を注入する静脈内鎮静法があります。

虫歯の治療でした麻酔の効果時間は?

大人の場合は1〜3時間程度です。

子供の場合は通常大人の半量で麻酔をするので、1〜2時間程度で効果が切れます。

ただし、親不知の抜歯は、親不知がかなり骨の奥深くまで入り込んでいる場合、通常の麻酔方法では無理のため、特殊な麻酔方法となります。

そのため、麻酔の効果は最大6時間継続することがあります。

麻酔が効いている間はなんとなく、唇が腫れているような感覚があります。

多少しゃべるのが困難な場合があり、人によっては少しよだれが垂れてしまうことも。

口の中の感覚が鈍くなっていますので、食事は麻酔が切れてからにしましょう。歯

医者に行くときは、食事を済ませてからの方が良いという人もいます。

唇も噛みやすくなっていますので十分に注意をしてください。

同様の理由で熱いものの摂取も控えた方が良いです。

やけどしていても気が付きません。

麻酔した部分が気になって弄繰り回すひともいますが、これも止めましょう。

爪や指で傷を作ってしまう恐れがあります。

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