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派遣社員で育休明けに復帰するために

2016.3.7

派遣社員で育休すると、心配になるのは育休明けの職場復帰の有無ですね。

働く気はあるのに、中々環境が整わずに困っている方は多いと思います。

働くママに社会はまだまだ冷たいです。

育休明けの社会復帰についてご説明いたします。

派遣社員の産休について

産休とは「産前休業」と「産後休業」の二つを合わせた事をいいます。

「産前休業」は出産予定の6週間前から、本人からの請求で取ることが出来ます。

本人が希望すれば出産予定前日まで働く事もできます。

それに対して「産後休業」は本人が希望しようとしまいと、出産後8週間は労働基準法で就業させる事は出来ません。

ただ医師の診断書があれば、出産後6週間からは職場復帰はできます。

さて派遣社員の人は産休したい時はどこに請求すればいいでしょうか?派遣先の会社でしょうか?

いいえ違います。

派遣元の会社です。

何故ならあなたは派遣元の会社との契約を結んでいて、派遣先の会社との契約関係はないからです。

産休を取る時には、事前に派遣元の担当者に相談をしましょう。

人によっては「派遣は産休取れないよ」なんて平気で言う人がいるから気を付けてください。

これは法律できちんと保証された権利で、女性で妊娠しているのであれば、雇用形態に関係なく権利を行使できます。

ただ、産休中に契約期間が満了を迎えた場合、契約終了にされてしまう可能性は高いです。

派遣社員の育休には条件がある

産休と違い、育休には少々条件が付帯します。

まずは、同一の派遣元と1年以上雇用されていなくてはいけません。

そして、子供が1歳の誕生日以降も引き続き同じ派遣元に雇用される事が見込まれなくてはいけません。

そして、2歳の誕生日の前々日までに契約が満了し、かつ契約が更新されないと決定していないという事です。

つまり、派遣社員でもすべての人が育休を取れるわけではないのです。

さてこの育休申請はいつしなくてはいけないかというと、育休開始の1か月前なのです。

つまり通常は産前産後を取得しますから、産前休業前に手続しないといけないという訳です。

これも派遣元の会社に相談します。

これも平成17年に育児・介護休業法が改正されて認められた権利なので、知らない人もいます。

契約内容を確認してみましょう。

会社によってはかなり優しい育休内容になっている会社もあります。

先に挙げた条件に該当する人は、派遣元の会社の制度について要確認です。

派遣社員の育休明けの復帰について

仕事を継続したいママたちにとって、復帰後どうなるか気になる所でしょう。

正直同じ職場復帰は難しいと言われています。

もちろん派遣先では産休前に「待ってるよ!」と言ってくれたとしても、実際は厳しいようです。

何故ならあなたのしていた仕事はすでに、他の派遣社員が派遣元から派遣されています。

あなたによほど専門的な知識や技術が無い限り、再びあなたに変えてほしいと派遣先が派遣元にいう事はないでしょう。

ということは新しい派遣先で仕事をする事になりますが、子供がいますから、どうしても勤務条件に制限が入ります。

そのため、希望する勤務条件で勤められる会社が少なく、派遣元もそのまま派遣先を紹介することなく契約満了を迎えるというケースが多いようです。

確かに正規雇用の社員ですら、育休明けの勤務形態が特殊のため、今までしていた仕事に復帰するのではなく、他の仕事に回されるという事は少なくありません。

日本の社会はまだまだ、育休や子育て中の女性の勤務形態について整備されていないといってもいいでしょう、

派遣社員の復帰問題

働くママの悩みの一つに、自分が仕事をしている間の子供の世話です。

祖父や祖母、また面倒を見てくれる人が身近にいれば良いのですが、ほとんどのママは保育園に通わすしかありません。

しかし保育園も入園の条件があります。

保育園というのはそもそも、何らかの理由で子供を昼間養育できない親に代わって、養育するための施設です。

つまり、働き先が決まっていないと子供を預けることができないのです。

もちろん、就職活動中でも保育園への入園を申請できますが、待機児童問題がある中、仕事をしている人の方が入園を許可される確率が高く、よほど保育園に空きがないと就職活動中のママの子供が入園させてもらえることは出来ません。

仮に入園できても期限が切られていて、一定の期限までに勤務先から証明書をもらえないと、子供は退園しなくてはいけなくなります。

つまり、子供を保育園に入れないと働くことは出来ませんが、働く先が決まっていないと子供を保育園に入れることが出来ない。

つまり、育休明けに復帰できる場所がなければ、ほぼほぼ保育園は利用できないという事です。

派遣社員でも育休明けで社会復帰はできるのか?

もちろん派遣社員でも社会復帰できる人もいます。

しかし、現実は、育休すら取れない人も決して少数ではありません。

ましては育休の社会復帰の道は茨の道です。

しかし、昔に比べれば徐々にではありますが、条件は良くなってきています。

何せ昔は女性は結婚を機に退職すると普通に思われていました。

それが結婚しても、仕事を継続する人の割合は年を取ることに増えています。

今のひとつの山場は「出産」です。

やはり出産を機に退職する、または退職を余儀なくされる女性が多いと言えます。

仮に一人目は育休を使って、それで社会復帰をしても、二人目となるとさすがに仕事の継続するのを諦める女性も少なくありません。

しかし、こういった現状に満足しないのであれば、声を上げるしかありません。

安倍政権は一応働く女性支援の政策を掲げていますので、「内閣府男女共同参画局」などに意見を伝えてみましょう。

最初は小さい声かもしれませんが、つもり積もれば何かを変えることが出来るかもしれません。

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