生命保険はうつ病で入院しても、保険が下りるかを知りたい!
2016.1.31

生命保険に加入していても、契約内容が複雑でいざ病気となったときその対象範囲に含まれるか不安になったりしませんか?
特にうつ病で入院すると、仕経済的負担も大きいので、治療費が気になります。
ここでは、うつ病の保険に関する色々を解説します。
うつ病とは?
うつ病は100人に3〜7人が経験すると言われている、現代を代表する病気のひとつです。
主な症状としては、やる気がでない、気分が晴れないという状況が長く続きます。
あれ、誰だってやる気がでなかったり、憂鬱になることはあると思いますが、これが長期間、1〜2週間続くようなら、うつ病の可能性があります。
うつ病は他の病気と同じく、早期発見が早期治療に繋がりますので、おかしいと感じたら専門病院に受診しましょう。
適切な治療をすれば、早ければ1か月で社会復帰が可能なこともあります。
いきなり病院に行くのが抵抗のある人は、ネットなどでも簡易診断が可能です。
もちろんその結果を鵜呑みにしてはいけません。
最終的な判断は専門医にしてもうらうべきですが、医者にかかるきっかけにはなると思いますので、心当たりのある人は試していただければと思います。
またうつ病は早ければ数か月で完治することもありますが、再発することも多い病気なので、なるだけ早い段階で専門医に相談しましょう。
うつ病の治療方法
大きく3つの治療があると言われています。
まずは休養を取ること。
これが一番重要です。
うつ病を発症する人は、真面目で責任感が強い傾向があり、そのため休むことに罪悪感を覚えがちです。
しかし必要な治療の一環ですので、医者が仕事の休養を進めるようなら、従った方がいいでしょう。
次は薬物治療です。
うつ病の原因は脳の機能的な問題と言われています。
必要な神経伝達物質が低下したことにより、憂鬱な気分になったり、やる気がなくなったりします。
抗うつ剤などで乱れた脳の機能のバランスを正すことができます。
ただ副作用が出ることがおおく、もちろん個人差がありますが、人によってはドライマウスや頭痛やめまい、便秘や排尿障害など引き起こすことがあります。
また心理カウンセリングを併用すると、薬物治療の効果が上がると言われています。
心理カウンセリングで、うつ病の原因が明らかすることで、気持ちに余裕を持つことができます。
特に再発予防に重要な役割を果たす治療方法です。
うつ病で入院する場合は?
うつ病も重症化すると、自罰的になり自傷行為や自殺を試みたりするようになります。
また逆に被害妄想が出ると、他人に害を与える可能性もあります。
個人差がありますが、やる気のなさから、生命維持に関する行動すらもおっくうになって、衰弱するケースもあります。
こういった日常的に生活が困難な場合は、通院や自宅療養では病状を改善させるのが難しくなるため、入院を勧められます。
基本的には入院は本人の意思で行われる任意入院です。
しかし、明らかに入院が必要な場合でも、本人がその意思がない場合は、保護者や家族が同意すれば本人の同意なくても入院措置がとれる「医療保護入院」という方法があります。
更に強制力のあるのが、「措置入院」と呼ばれるもので、これは警察が通報を受けて、指定医が鑑定した結果「入院が必要」となった場合取られる措置です。
この場合入院の命令をするのは、都道府県知事、あるいは、政令指定都市の市長となります。
ただ条件が厳しいので、中々家族が望んでも措置入院を取れる可能性は高くありません。
うつ病で入院しても生命保険は下りる?
保険は下ります。
ただし多くの場合は、入院が要件であり、通院では下りないことがほとんどです。
保険の契約内容に記載があるので、一度確認しましょう。
とはいえ、保険の契約内容は複雑です。
判らない場合は、担当の営業の人がいる場合は担当に、そうでなければ、カスタマーサポートのような部署に電話して契約内容を確認してみましょう。
ただ保険が下りるのは、かなり先の事となります。
うつ病の場合は、休養が必須のため、場合によっては仕事を休まなければいけません。
仕事を休んだり、辞めたりすると収入がなくなってしまいます。
そういった場合は、健康保険の傷病手当金の制度があるので活用しましょう。
期間は最長1年6か月、支払われる金額は、被保険者の標準報酬日額の3分の2に相当する額です。
連続して3日間休んだ後の4日目から受給期間に入ります。
この1年6か月の間に会社に出勤して給料が支払われた日あったとしても、その日も1年6か月に含まれますが、給料が支払われれば、傷病手当金は受給できません。
うつ病で入院しても生命保険に加入はできる?
少し前は、病気があると生命保険や医療保険に入れないと言われていました。
しかし最近はCMでも言われているように病気であっても加入できる保険の商品が出ています。
もちろん保険料は多少高めになってしまいますが、うつ病は再発する可能性の高い病気でもありますので、心配であれば加入しておいた方がいいでしょう。
うつ病はおおよそ3か月が治療のサイクルの目安です。
3か月治療して症状が改善すれば社会復帰も可能ですが、あまり症状が改善していなければもう3か月治療するといった具合です。
個人差がありますが、入院期間の目安は3か月〜6か月といわれています。
そうすると入院費もそれなりの金額となりますので、高額療養制度を利用しても、収入がない場合は中々厳しいかしれません。
そういった場合、保険があると治療費を心配する事無く治療に集中できるので、家計に負担にならない範囲で、必要な保険は掛けておいたほうがいいかもしれません。
備えあれば憂いなしです。
Twitterでの関連したつぶやき
入院を勧められたが経済的に無理。
健康なうちに生命保険の見直し!
絶対おすすめします!#うつ病— 唯一人@うつ病とトレクル (@only_you_756) October 13, 2015
うつ病をはじめ精神病歴があったり向精神薬の服薬歴のある人が一般的な生命保険に加入することはとても難しいけれど、生命保険に加入していた人が精神病を発症して入院したとしてそこにはきちんと入院給付金(保険会社からお客様へのお見舞い金みたいなもの)が出るから、やっぱりタイミングって重要。
— 終わり (@ritalin404) June 4, 2015
退院して3ヶ月経過。
これで生命保険の条件クリア。
いつでも入院できるわ。#うつ病— 唯一人@うつ病とトレクル (@only_you_756) April 2, 2015
うつ病のお陰で、基本的に生保関連は最初の既往歴で切られるんだが、ガン保険は入れるっぽい。で、今回はガン保険が主契約なので、特約で入院手術と終身を付けたんだが、やっぱり既往歴で特約の方は審査落ちで切られそうな気がする今日この頃。。。
— MA-坊 (@mtbreaker) June 16, 2010
なお私のうつ病治療はもう3年目ですが、入院していないので生命保険は給付金支払いの対象外。一切給付金はもらえていません。これだけ世の中にうつ病者が増えているのに、生命保険っていったい…(-_-;)
— 間辺 雄二(前へ!) (@Y_Manabe) November 21, 2012
うつや双極性障害で休職前に必ず生命保険に入っておこう。1番キツくてツラくて動けない時だけども、後で助かる場合があるよ。メンタル病棟入院の分とその後の通院がある程度まかなわれたりするから。
— アディクショニ☆ばいぽーら (@achky11) April 23, 2016
鬱なんて気持ちの持ちようだと思ってたけど本当自分じゃどうにもならないんだなぁ。そして2週間ごとの病院代が痛い(´Д` ) (自分の生保調べてみたら入院じゃないから何も出ないみたいだし)
— ししゃも (@4sya_Mo) April 11, 2016
不眠症も保険OUT。 RT @inoue_roto: 私も二度入院し、保険が変更できない状態です(TeT) RT @natoriumuchan: よく、うつ病は風邪みたいなもの、、、、、一回病院行って「軽いうつ」なんて診断されたら二度と生命保険とか入ることが出来なくなっちゃうよ。
— m.furuTa (ウルビア大好き) (@teatree_ft) June 27, 2011
日本の医療が、患者の完治を目指しているから、日本の生命保険の加入も不思議なことになっている。まず、うつ病とかの疾患を持つ人は、入れない。アリコですら入れないというのだから、すごい。糖尿病も入れないんだそうだ。1つには、入院期間が長いからってのもあるらしい。
— Riyo Yamanaka (@ryamanak) February 3, 2011
お婆ちゃんが掛けてくれてた父のかんぽ生命保険に涙してる。鬱としての入院でもイケるんだなー
— T君 (@nao1041) October 17, 2015
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