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逆流性食道炎による吐き気、抑えるには3つの”改善”が鍵

      2016/06/07

逆流性食道炎による吐き気、抑えるには3つの”改善”が鍵

吐き気や胸焼け、げっぷや喉の違和感。そうした症状が出ているのであれば、逆流性食道炎が疑われます。

この病気になる原因や、吐き気を抑える方法にはどんなものがあるかを見ていきましょう。

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その吐き気や胸焼け、もしかしたら逆流性食道炎かも

何だか最近、吐き気や胸焼けがする。げっぷが増えたし、喉に違和感はあるし、風邪でもないのに咳が出る…。

もし、あなたがこんな症状に悩まされているのだとしたら、それは”逆流性食道炎”の可能性があります。

ご存知のように、摂取した食物は、食道を通って胃に進み、そこで胃酸によって消化されていきます。

食道と胃のつなぎ目(噴門と呼ばれます)には、”下部食道括約筋”という筋肉が存在します。この筋肉は、食べ物を飲み込む時にはゆるみ、食道から来た食物を胃に通りやすくし、逆に食べ物が食道にない時には締るというすぐれもの。

本来であれば、この筋肉の働きにより、胃の中の物が食道に戻らないようにコントロールされています。

また、食道のぜん動運動(筋肉の収縮によって食道の中の物を運搬する働き)も重なり、強い酸性を持つ胃酸で食道が傷つかないようなしくみになっています。

しかし、この働きが何らかの原因により弱まってしまい、胃酸や内容物が食道に逆流し、食道を傷つけてしまう――それが逆流性食道炎です。

逆流性食道炎の原因とは?

何故、逆流性食道炎が起きるのでしょうか?
原因は様々ですが、ます一番に挙げられるのは”食事の内容に問題がある場合”です。

脂肪の多い食事、タンパク質の多い食事、甘いもの、刺激物(香辛料やカフェイン、アルコール)の摂り過ぎ、喫煙など、食べる物に原因がある場合と、早食い、食べ過ぎといった食べ方に原因がある場合があります。

どちらも、胃や腸に負担をかけ、胃酸過多や消化不良を引き起こします。そして噴門が開きやすくなり、胃酸の逆流が起きてしまうのです。

続いて挙げられる原因は、”加齢”です。

歳を取ると、どうしても体中の筋力が衰えてくるものです。それは内臓の働きを支える筋肉も同じこと。下部食道括約筋が衰えることで、噴門が開きやすい状態になってしまいます。

そして、体型や姿勢も、逆流性食道炎の原因になります。

肥満体型の人は逆流性食道炎に罹りやすいというデータもありますし、脂肪により腹圧が上がることで、結果として胃酸が逆流しやすくなってしまいます。
猫背、いわゆる前傾姿勢を取りがちな人も、同じくお腹に圧力がかかるため、逆流性食道炎に罹る可能性が高くなります。

逆流性食道炎による吐き気を抑えるには、まず食生活の改善が急務

逆流性食道炎による吐き気を抑えるには、まず食事の内容を見直す必要があります。
避けるべきものは、胃酸の分泌を高めるもの、そして消化の悪い食べ物です。

胃腸の機能には勿論個人差はありますが、日本人は昔から脂肪やタンパク質の少ない食事を摂ってきました。連綿と受け継がれてきた消化能力では、大量の肉や脂肪を受け切れないのです。
ですから、同じ肉でも脂肪分の少ないものを選んだり、そもそも食べ過ぎないようにすることが第一です。

また、胃酸を増やす効果のある香辛料などの刺激物、甘いもの、酸味の強いものなども、食べる量を減らすといいでしょう。

アルコールやカフェインを多く含んだ飲み物も、胃酸の分泌を活発にします。特にアルコールは、下部食道括約筋の締め付けを緩める効果があることが分かっていますから、出来るだけ控えるようにしましょう。

そして、食べ方にも注意が必要です。

満腹になるまで食べる、早食い、食事の時間がバラバラ、食べてすぐ横になる…といった食生活の乱れも、吐き気を起こす原因になります。

食事は出来るだけ決まった時間に、ゆっくりと時間をかけ、腹八分目にするよう、心がけましょう。

生活習慣の改善も、逆流性食道炎の症状を抑える効果あり

食べ物だけでなく、普段の生活習慣の改善も、逆流性食道炎による吐き気を抑える効果が期待できます。

まず、改善すべきは姿勢です。

猫背の状態では、どうしてもお腹側に圧力がかかり、食道括約筋に負担がかかってしまいます。また猫背は、逆流性食道炎だけでなく、便通が悪くなる、肩こりや偏頭痛を起こす、肺も圧迫されて呼吸器(肺や気管)にも負担が出る、代謝機能が弱まって太りやすくなる…と、様々な体調不良を引き起こす原因。まさに「猫背は万病のもと」なのです。

また忘れがちですが、普段の服装にも注意しましょう。

ベルトの締めすぎ、コルセットやタイツ、ガードルなど、下腹部を締め付ける衣類は避けましょう。お腹を締め付けると、それだけ腹圧が高くなり、胃酸や胃の内容物の逆流を起こしやすくします。

肥満体型もまた、腹圧が高くなる原因になります。上で触れた食生活の見直しと共に、適度な運動を行って体質の改善を心がけましょう。

もしあなたが喫煙者であるならば、禁煙も視野に入れるべきです。
喫煙による害は沢山ありますが、逆流性食道炎もまた、喫煙により発症・悪化します。

ストレス発散法を改善し、逆流性食道炎を改善しよう

現代人が抱えているストレスもまた、逆流性食道炎による吐き気を起こす原因の一つです。

ストレスは様々な悪影響を体に与えるのは周知の事実ですが、胃や食道も、例外ではありません。消化不良や胃酸過多を引き起こしますし、食道の粘膜を過敏にしてしまい、胃酸に対して強い反応を示すようになります。

ストレスの発散のために飲酒や暴食、喫煙をする傾向がある人は、生活そのものを見直す必要がある、と言っても過言ではありません。ですから、そうしたものに依存せずに済むような、ストレス発散法を見出すのが先決かもしれません。

一番いいのは、スポーツなどで体を動かすこと。いきなり激しい運動をする必要はありません。まずは散歩、ジョギング、ヨガなどから始めてみてはどうでしょうか?

体を動かせば、それだけ肥満体質も改善しますし、ストレスも軽減します。そして体を適度な運動で疲れさせれば、夜の睡眠もまた質の良いものに代わり、翌日の目覚めもすっきりとするでしょう。

勿論、専門医にかかり、投薬などの治療も必要な場合もありますが、まずは自分の生活を見直し、健康的に毎日を過ごせるよう心がけるのが第一です。

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