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多発性硬化症の症状や原因、治療法などのまとめ

      2016/06/07

多発性硬化症の症状や原因、治療法などのまとめ

多発性硬化症って名前だけ聞くと凄く怖い病気のように感じますが、実際どんな病気なんでしょうか。

原因や症状、診断方法など関連する情報をまとめました。

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多発性硬化症とはどんな病気なのか

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脳や脊髄の神経細胞には、軸索(じくさく)と呼ばれる突起があり、この突起が他の神経細胞につながり、細胞と細胞の間で情報の伝達を行っています。軸索には、それを包む 【さや】のようなものがあり、髄鞘(ずいしょう)と呼ばれます。髄鞘は、突起を保護 したり、電気的な情報の伝達をスムーズに行うような働きをしています。この髄鞘が、炎 症により壊されることを脱髄(だつずい)と言います。脱髄が生じると、神経細胞の情報 伝達がうまくいかず、麻痺やしびれをきたします。多発性硬化症は、脳や脊髄などの中枢神経に脱髄をきたす疾患です。炎症により、脱髄が生じる詳しいメカニズムはまだ分っていませんが、免疫の異常が想定されています。

(1)どのくらい患者さんがおられるのでしょうか
日本での患者数は、人口10万人あたり3〜5人ほどであり、女性に多くみられます。
全国で約5,000人、日本でも緯度が高くなるほど患者数が増えます(緯度効果)。
約80%が15〜50歳で発症するといわれています。ピークは30歳頃、家族性はごくわずかで約1%位です。

引用元-−-兵庫県立尼崎病院

多発性硬化症の原因とは

MSでミエリンが障害(脱髄)される原因として、「自己免疫」が関係していると考えられています。自己免疫とは、通常、ウイルスや細菌などの外敵と戦って自分の体を守るために働いてくれる「リンパ球」が、誤って自分の細胞を攻撃することです。

MSでは、この「リンパ球」が何らかのきっかけでミエリンを障害(脱随)させるのですが、そのきっかけが何なのかは、未だ明らかになっていません。

引用元-−-多発性硬化症.jp

多発性硬化症の症状とは

MSの病変は、中枢神経であればどこにでも起こりうるもので、起こる時期もさまざまで規則性がありません。また、困ったことに症状がいったん治っても、ほかの症状の再発を繰り返します。したがって、患者さんごとに症状や経過が多様です。なかでもよくみられる症状は、しびれ感や感覚低下、手足の脱力や歩行障害、しゃべりにくさや飲み込みにくさ、視力低下、物が二重に見える複視、排尿障害などです。
これらの症状は、急性に現れることがほとんどです。病気の経過として、症状が改善したり悪化したりする、いわゆる再発と寛解を繰り返すタイプの患者さんが最も多く、次いでそれらの再発を幾度となく繰り返しながらだんだんと増悪(ぞうあく)していく病型が多いようです。なかには、最初から徐々に進行していくまれな型もあります。

引用元-−-gooヘルスケア

多発性硬化症の診断と治療

多発性硬化症は20〜40歳代女性に好発する神経難病で、日本に約1万人余りの患者さんがいます。症状として手足のしびれ、麻痺や視力障害を来し、再発を繰り返しながら徐々に障害が強くなるため、早期診断と適切な早期治療開始が重要です。これまでの補助診断法としては脊髄液を採取する検査がありますが、患者さんの負担が大きく、簡便な検査法が待たれていました。今回開発した方法は、少量の採血のみで簡便に補助診断が可能となります。

また、早期の適切な治療開始が病気の進行抑制に重要であり、これまでインターフェロンベータ療法※4が第一選択薬として広く使用されていますが、全ての患者さんに効果があるわけではありません。どのような患者さんに効果があり、どのような患者さんには効果が無いのかがわかれば、無効な治療に時間を費やすことなく適切な治療を開始することができ、このような指標が世界中で待たれています。多発性硬化症の病態ではTh17細胞※5という炎症性の細胞が増悪に関与していることがわかっていましたが、セマフォリン4Aの値が高い患者さんではこの増悪因子が高いことが今回明らかとなり、さらにこれらの患者さんにインターフェロンベータ療法を行うと、無効か、むしろ症状が悪くなる傾向があることがわかりました。

引用元-−-大阪大学

明確にMS患者さんである患者様に対し、関西MSセンターでは、既に3.5〜4年の間、多数のMS患者さんでフィンゴリモドの治療を続けており、現在まで障害が進行した方が一人もいないという優れた実績をあげています。
また、欧米で4年以上利用されているタイサブリの国内治験に全国110人が参加しているうち、関西MSセンターから50人が参加し、多く経験を積んでいます。タイサブリはすでに利用されている治療のなかで最も強力に再発と進行を抑える、月1回点滴の治療薬です。再発が殆ど無く高い有効性が示されています。後遺症を生じるような副作用も全く生じていません。
その他にも、いくつかの新薬の開発が進行しており、今後も、より高率に進行を抑制する新薬、安全性、効果ともに優れている新薬などの治験が計画されています。無論、従来のインターフェロン(ベタフェロン、アボネックス)を上手に使い、安定した状態を維持できている方も多数おられます。
一方、NMOの患者様に対しても、再発が殆ど無くなり、ステロイドよりも安全で副作用のない治療の開発に成功し、多数の患者様が利用しておられます。
このように、各人の病型を正確に区別し、本人が自分の体質、生活様式、気質、将来計画、希望などの条件に最も適した治療を、自分で選択できるようにすることが専門医の使命であると考えています。

引用元-−-関西多発性硬化症(MS)センター

多発性硬化症には画期的な新薬が開発されている?

自己防御機構が働くと、腫れる、痛む、発熱する、赤くなるなどの炎症が起きます。MN-166はこの炎症を抑制することや神経を保護することにより、多発性硬化症による神経の絶縁体の破壊を抑えることを狙った飲み薬として開発されています。この薬はケタスというブランド名で杏林製薬(株)により長年炎症を抑える飲み薬として販売されてきましたが、日本の医師が多発性硬化症の患者さんに投与したところ、多発性硬化症の治療薬として有望であることが判明しました。
現在、より多くの患者さんに投与して安全性と有効性をみるフェーズ2臨床治験が完了しました。ケタスは25年に渡り約320万人の人が長期に服用し、安全性が証明されています。東欧で実施したフェーズ2臨床治験においても有効性において良好な結果が得られており、安心して服用できる治療薬として期待しています。

引用元-−-MEDICINOVA

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