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インフルエンザにかかったことを学校に言わないで登校する問題点

   

インフルエンザにかかったことを学校に言わないで登校する問題点

インフルエンザにかかったことを、学校や会社に申告せず登校、出社すると、どうなるのでしょうか。

「インフルエンザでも休むな!」という会社が、無いとは言い切れない世知辛い世の中です。学生も、「大事なテストがあるから・・」と、インフルエンザであることを言わないで登校してしまう子も居ます。

しかし、いかなる事情があれ感染力の強い病原体の保菌者である限り、自宅待機は義務であると言えます。この記事では、申告せずに外出してしまい起きるトラブル例も参考に、そのデメリットについてご紹介していきます。

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インフルエンザにかかったけれど、学校に言わないとどうなる?

学校が楽しいから、出席日数が危ないから、大事な試験があるから―と、学校を休みたくない理由は様々あるでしょう。しかし、インフルエンザにかかったのに、それを隠して登校することは思いやりのある行動と言えるでしょうか。医師が外出しないように指示するのは、患者の容態の悪化よりも、感染を防ぐためという意味合いの方が大きいです。

確かに、もし、自分からインフルエンザが流行してしまっても、証拠が無いのでバレないかもしれません。しかし、「インフルエンザ」が実はどれほど怖い病気か知れば、安易な考えではいられないでしょう。

インフルエンザにかかったことのある人でも、「風邪の酷いバージョン」くらいにしか思わない人もいるかもしれません。確かに、辛い高熱さえ下がってしまえば、多少体がダルくても活動できますよね。

もし、インフルエンザであることを隠して、外出を控えるよう指示された期間内に登校してしまうなら、感染を広げ、学級・学校閉鎖、行事の中止など、大事になってしまいます。

『学校には言わないで!』インフルエンザを隠すと信頼関係も失う!?

インフルエンザにかかった学生本人が、友達に「インフルエンザにかかったけど、学校に行きたいから誰にも言わないでね」と安易な気持ちで言ったとします。友達はどう思うでしょうか。心配の気持ちと同時に、本音では「治るまで休んでよ・・うつったら迷惑だな」「うちらにうつるかも、とは考えてくれないの・・?」と、げんなりしてしまうかも。

そして実際にうつってしまったら?ゴメンでは済まされないかもしれません。

また、子供がインフルエンザになったけど、「楽しみにしていた行事を休ませたくない」「テストだけでも受けさせたい」という理由から、黙って登校させる保護者も・・。

もしそれが他の親御さんに知られたら、もっと恨みを買うことになります。周りの保護者にしてみれば、大事なわが子が、よその家の非常識な判断のせいでウイルス感染の危機に晒されるというのは、なかなかに逆鱗に触れるものです。

バレなければ良い、というわけでもありません。次の項目で、インフルエンザの怖さについてご紹介します。

それでも感染を言わないで学校に行く?ナメてはいけないインフルエンザ

インフルエンザで死亡することもある、というのは何となくご存知かもしれません。どんな病気でも、こじらせれば命の危険はあります。しかし、インフルエンザが原因とされる死亡率は思ったより高いものかもしれません。

インフルエンザに感染したことにより発症する合併症は様々あります。

例えば「肺炎」は最も多く、注意すべきです。もちろん患者本人も、肺炎になるまで重症化するのを防ぎたいものですが
、人にうつして肺炎を発症させ、死亡に至らせることもあります。特に、免疫の弱る年配者はその確率が上がります。その原因が、もし自分だったら・・。

また、「インフルエンザ脳症」は5歳以下、特に1,2歳の乳幼児に発症が多く見られます。幼児にインフルエンザがうつり発熱した際、意識障害や痙攣を起こします。また嘔吐や異常行動などが現れ、最悪、脳に障害が残ったりに多臓器不全をもたらします。その結果、命にかかわります。これは年間およそ100〜300人の子供たちが発症しています。

外出すれば、目的地である学校だけでなく、すれ違う人にも感染させる恐れがあるのです。

インフルエンザにかかったら 〜 医師の指示にしっかり従う!

病院にかかってインフルエンザと診断され、「○日は外出を控えてください」と言われたら、そのとおりにしましょう。学校にその旨を連絡すれば、大事なテストがあってもきちんと追試で受けられるよう配慮してくれるものです。

また、処方された薬は全部飲みきることは大切です。熱が下がろうが、「インフルエンザにかかったかな」と思われる日から日数が経っていようが、解熱剤以外の抗生物質などのお薬は出された分飲み切ります。

自分で「治った」と思っても、ウイルスはまだ体内に居ます。お医者さんはそれを知っているので、ウイルスを全滅させるまでは薬を飲むよう指示しているのです。またおなじ理由で、治ったと思っても外出を控えるよう言われた期間は、家に居るようにしましょう。

別の理由として、『ニ峰性(にほうせい)発熱』といって、高熱が再発する恐れもあります。一旦熱が下がっても、半日〜1日経ってからまた熱が出ることがあるのです。

それは、インフルエンザA型に加えてB型にかかってしまった場合や、解熱剤が効き過ぎて、ウイルスを撃退しきる前に本来の高熱が下がり、残ったウイルスをやっつけるために再度高熱を出すケースです。

やはり完治するまでは自宅養生が必要なようですね。

インフルエンザと診断されたら、どのくらいで外出OK?

治ったと思ったら、普段の生活に戻りたいですよね。学生なら学校の勉強の遅れを取り戻したいし、主婦は買い物に行かなきゃならないし、社会人は仕事を長く休みたくない・・。でもやっぱり人にうつす危険があるなら、むやみに外に出られません。

どのくらい経てば、外出しても大丈夫なのでしょうか?

基準として、まず保育園・幼稚園はどうでしょうか。

インフルエンザ発症後、〈熱が下がってから〉3日が経過している、または〈インフルエンザ発症後〉、5日が経過していることが基準です。最初の当日は0日と数え、この両方を満たしたとき、登園許可が下ります。小さい子は、ウイルスの増殖・保菌期間が長いとされています。

小中学生になると、発症から5日経過していると言う点は同じですが、解熱からカウントするなら2日後には許可されます。しかしまだ低学年であれば、必ずしもこの基準どおりにすれば安全と言うことも無いので、個々で様子を見ましょう。

大人であっても、基本的にインフルエンザの発症を0日とし、5日経過後までは自宅待機が勧められています。職場で感染させれば多大な不利益を及ぼしかねませんし、出勤途中にすれ違うすべての人を危険に晒しながら出社することになるということを忘れないでください。

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