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牡蠣からノロウィルスに感染した場合の潜伏期間ってどのくらい?

      2017/03/04

牡蠣からノロウィルスに感染した場合の潜伏期間ってどのくらい?

冬真っ盛り。牡蠣が美味しいきせつですね。

しかし、気をつけたいのがノロウィルス。

せっかくの美味しい牡蠣がトラウマになって食べられなくなってしまう可能性も…そんなことになったら悲しいですよね。

牡蠣からノロウィルスに感染してしまう原因と予防法をまとめました。

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牡蠣を食べて食中毒を起こすのはなぜ?

色々な海産物の中でも牡蠣は食中毒になりやすく、しかも牡蠣であたると激しい嘔吐や下痢に苦しめられてトラウマになったという話もよく聞きます。

牡蠣を食べて食中毒を起こしやすいのはなぜでしょうか。

食中毒の原因となるウイルスや細菌は加熱殺菌することで、食中毒を回避することができます。

つまり、加熱しない生食はリスクを伴う食べ方です。

食中毒を起こす可能性を持つ食材は牡蠣に限らず貝類、なかでもとりわけ二枚貝に多いのですが、牡蠣の場合は他の貝と比べて、圧倒的に生で食べる習慣があることが食中毒の発症率を高めている要因だと言えるでしょう。

牡蠣の生で食べても濃厚な味わい、そして生でしか楽しめないあのつるりとした食感という美味しさが罪となっているのです。

牡蠣による食中毒の原因は、よく耳にするノロウイルス以外にも、腸炎ビブリオ、貝毒といったものがあります。

貝毒は有毒プランクトンを餌として食べた二枚貝が毒素を溜め込んだ状態となることから起こります。

ノロウイルスの潜伏期間

内臓がノロウイルに汚染されている牡蠣を、生あるいは加熱不足のまま食してしまうと、ノロウイルスに感染してしまい食中毒となります。

感染から発病までの潜伏期間はおよそ12時間〜72時間くらいの幅があります。

平均的には1〜2日で発症するとされています。

ノロウイルスは体内でのウイルスの増殖スピードが早いと言われています。

油断できないのが、下痢や嘔吐などの症状が落ち着いた後も、体内には数日はウイルスが残っているということです。

便からのウイルスの排出は1〜3週間程度続き、7週間を越える排出もあったと報告されています。

便や吐物から大量にウイルスを排出することもあって、二次感染へ繋がりやすいという恐ろしさもあります。

ノロウイルスの感染は、年間を通じて発症しますが、11月〜3月の冬場に発症が多く報告されます。

この時期に生食用の牡蠣の一部にノロウイルスの汚染が認められ、食中毒事件が多発しやすいです。

ノロウィルスの感染拡大のメカニズムとは?

ノロウイルスで内臓を汚染された二枚貝を生で食した時はもちろん、加熱が不十分なまま食した場合も、ノロウイルスが体内に侵入し増殖していきます。

ノロウイルス食中毒では、発熱は軽度の場合がほとんどですが、感染性の急性胃腸炎を引き起こし、嘔吐や下痢の症状に苦しめられます。

この症状は、ノロウイルスが十二指腸、小腸内の細胞にとりついてRNA遺伝子を武器に増殖を果たしていることに起因しています。

人体に侵入したノロウイルスは、体内で増殖した後、糞便あるいは嘔吐物として体外へ排出されます。

この嘔吐物や糞便が感染源となって人から人へ感染が拡大し、ノロウイルスが流行するのです。

ノロウイルスは、この感染者からうつる二次感染能力が強い点も大きな特徴です。

ノロウイルスの大きさは非常に小さく、手のシワや爪の間に入りこんで経口感染を起こしやすいので、嘔吐物を片づけるなどで触れたりするのも危険です。

さらに厄介なのが、100個程度の少量でも感染するという点です。

ノロウイルスは食中毒の原因としてもですが、近年では人から人へ伝染していく「感染症」として危険視されています。

二次感染を予防しましょう

ノロウイルスは全て経口感染です。

汚染された食品や感染者の糞便や嘔吐物などに接触して感染する「接触感染」、嘔吐物などからの飛沫を吸入して粘膜に付着する「飛沫感染」、嘔吐物や糞便の処理が適切にされなかったために残ってしまったウイルスを含む粒子が空気中を漂っているのを吸入して感染する「空気感染」といった感染経路で二次感染していきます。

感染源となる嘔吐物や糞便にはウイルスが大量に含まれており、乾燥してしまうと浮遊して二次感染の予防が難しくなります。

ノロウイルスの二次感染を予防するには、嘔吐物や糞便、また乳児や高齢者のオムツは適切に処理することが大切なポイントとなります。

処理をする際にはビニール手袋の着用をしたり、処理する時に使用して汚染したものはすべてビニール袋へ入れて密封して廃棄するようにしたり、処理後には徹底した手の消毒を行い自分がウイルスの感染源とならないような予防対策をしっかり行いましょう。

特に家事をこなすお母さんなどは、食器や食材に触れる機会が多くなるため、家族内にウイルスを撒き散らす感染源になってしまっては大変なので、しっかり注意を払う必要があります。

牡蠣の鮮度とノロウィルスは関係ない!

ノロウイルスは11月から3月の冬場にかけて多く発生します。

ウィルスは牡蠣などの二枚貝の消化器官の中腸腺という部分に蓄積されています。

牡蠣はプランクトンを餌としていますが、プランクトンを取り込む時に、大量の海水も一緒に飲み込みます。

その海水がノロウイルスで汚染されていたら、ノロウイルスも一緒に中腸腺まで運ばれて、それが日に日に、濃縮されて溜まっていき、牡蠣の内臓が汚染されていくと考えられています。

この牡蠣の汚染されていく仕組みをみると、牡蠣はウイルスを外から取り込んでいるだけで、牡蠣の中で増えていくわけではないということが分かります。

つまり牡蠣によるノロウイルス食中毒防止には、牡蠣の鮮度は関係ないと言えます。

新鮮な牡蠣であれば問題ないと思っている人も多いと思いますが、それは間違いなのです。

その牡蠣がノロウイルスを持っているかどうかが鍵となりますので、どこの海で採れた牡蠣なのか、採れた時期がいつなのかが重要になります。

消費する側が、そこまで特定できるか難しいこともあるので、生食はリスクを伴う食べ方だということは、肝に銘じておきましょう。

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