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今の時期気をつけたいロタウイルス 大人が感染ら仕事はどうする?

      2017/03/24

今の時期気をつけたいロタウイルス 大人が感染ら仕事はどうする?

激しい胃腸炎を引き起こすことで有名なノロウイルス。

この流行時期が終わる今の時期、入れ替わるように流行りだすのがロタウイルスです。

乳幼児に特に多いこのロタウイルス感染症ですが、大人にも感染することをご存知ですか?

今回はロタウイルスについてまとめてみました。

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そもそもロタウイルス(ロタウィルス下痢症)とは?

秋から冬の時期に流行る胃腸炎の代表がノロウイルスです。

嘔吐、下痢、腹痛等の症状が現れるノロウイルスは2012年の冬に全国的に大流行し、過去10年間で2番目に多い患者数でした。

このノロウイルスのピークを越えると次に増えるのがロタウイルスです。

ノロウイルスが11月〜2月に流行り、ロタウイルスは1月〜4月頃に流行るといわれています。

乳幼児が多く罹るロタウイルスの病状はノロウイルスと似ていて、嘔吐、下痢、腹痛が見られます。

ノロウイルスは、どの年代の人にも感染しますが、ロタウイルスが感染しやすいのは生後6か月から2歳の乳幼児です。

5歳までには、約100%の小児が罹るといわれています。

そのうえ、ノロウイルスよりも辛い嘔吐や下痢、発熱があり悪化する可能性があるので、ロタウイルス胃腸炎により、毎年数名の死者がでているともいわれています。

周りの大人は十分気を付けましょう。

ロタウイルス胃腸炎に罹ると、2~4日の潜伏期間を経て、水みたいな下痢や嘔吐を繰り返します。

そして、激しい脱水症状が数日継続する事があります。

他に、発熱やお腹の不快感等の症状も現れます。

併発して、けいれん、肝機能異常、急性腎不全、脳症、心筋炎などの症状が現れ、最悪の場合は死んでしまうこともあります。

意識が無くなったり、けいれんがおきたりしたら、すぐに病院に行きましょう。

ロタウイルスの感染経路は?

ロタウイルスの感染力は非常に強いです。

少しのウイルスが体内に侵入するだけでも、感染してしまうといわれています。

外国(特に発展途上国)では感染者数が多いのですが、日本のような先進国で衛生環境が整っている地域でも同じように感染者数が多くなります。

そのうえ、増殖力も強く、感染者の便1gあたりに、1000億個~1兆個ものロタウイルスが入っているといわれています。

この量はノロウイルスのおおよそ100万倍になります。

増殖力が強いだけでなく、少しの量のウイルスで感染してしまうくらい感染力も強いので、予防がとても困難だといわれています。

ロタウイルスの感染経路の多くは経口感染によるもので、ウイルスがくっついている食器や食べ物等から感染してしまいます。

感染した乳児のおむつを取り替える時に、手や爪にウイルスがくっついてしまい、それが口に入る場合も多々あります。

おむつを交換する時に手や爪に数億個ものウイルスがくっついてしまうこともあるので、ゴム手袋などを使用するようにしましょう。

感染者の便には、下痢の症状がでる2日位前からロタウイルスが検出され、症状が落ち着いた後でも、少しの間はロタウイルスが検出されるみたいです。

乳幼児に対するロタウイルスの治療方法は?

ウイルスが原因になりますので、特効薬というものは残念ながら存在しません。

下痢の症状が激しく現れるのですが、下痢止めはあまり効果がありません。

下痢止めを飲んでしまうと、ウイルスが外に出ていかないという事になるので、逆に病状が長引いてしまう恐れがあるので、気を付けてください。

体内の水分が減少しているので、脱水症状の予防が大事です。

下痢のせいで減少した水分を補給しましょう。

電解質も同じく減少しているので、電解質が入っているイオン水や湯冷ましミルクなどを
ちょっとだけ温めて飲むと良いと思います。

吐いてしまわないように、少量(50cc~100cc程度)を何回かに分けてあげてください。

嘔吐で飲み物を飲めない時は、点滴治療が必要になってきます。

下痢と嘔吐が同時に発症している時は、出来るだけ速やかに病院に行きましょう。

脱水症状が深刻になると、生死に関わってきます。

合併症が無い時は、一般的には嘔吐が1~2日位、下痢は1週間位で和らいできて、徐々に黄色くなり治るでしょう。

ロタウイルスワクチンで重症化の予防

感染力が非常に強いので、衛生状態を良くしても予防が困難なロタウイルス。

何回か感染すると免疫が付くので、胃腸炎などの病状は弱くなりますが、赤ちゃんが初めて感染する場合は、強い下痢や嘔吐があり看病する家族も大変でしょう。

赤ちゃん本人も家族も苦労するロタウイルス胃腸炎を防ぐワクチンが、130カ国以上の世界で認可されています。

入院が必要なほど悪化しているロタウイルス胃腸炎は、ワクチンを接種することによりほとんどを予防することが可能だと考えられています。

その反面、安全については心配な人が多数かもしれません。

このワクチンは他のワクチンと同じように、摂取した後に何かしらの副作用が出てしまう可能性が少しですがあります。

そして、体質や体調により接種出来ないこともあります。

ですが、ワクチンを接種しないでロタウイルス胃腸炎に罹ってしまう確率の方が非常に高いので、WHOでは、ワクチンによってロタウイルス胃腸炎を予防するようにと勧めています。

今では、海外の多数の赤ちゃんが摂取していて、その効き目と安全面が判明しているので、2011年11月から日本でも摂取することができるようになり、2013年には全国平均接種率が45%にもなっています。

大人だってロタウイルスに感染する!

ロタウイルス感染症は乳幼児以外に、大人にも移ってしまうウイルスの病気になります。

大人がロタウイルス感染症になってしまう原因の70%以上は子供から感染してしまう、二次感染になります。

そのため、乳幼児や園児、小学生がいるご家庭のお父さんやお母さんは、ロタウイルス感染症に感染してしまう確率がとても高いといえます。

二次感染のだいたいの感染経路は、感染した人の便や嘔吐物からによるものです。

直に手で触れなかったとしても、ウイルスは空気中にも存在しているので感染してしまうのです。

そのため、おむつ交換をする時や嘔吐物を片付ける時は、使い捨ての手袋等を使用することと、マスクを使用するようにしましょう。

大人がロタウイルス感染症に感染した時の病状は、普通の病状と同じような病状が現れます。

ですが、乳幼児等の病状と比べると割と軽めな特性があります。

下痢の病状は2~3日程度継続しますが、ほとんどの場合3日~1週間くらいで体調が良くなってくるでしょう。

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