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第一子の出産年齢の平均やリスクについてのまとめ

      2017/03/02

第一子の出産年齢の平均やリスクについてのまとめ

未婚率や少子化が叫ばれる中、第一子の出産年齢も昔に比べて変化してきています。

そこで今回は第一子の出産年齢の平均やリスクについてまとめました。

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第一子出産の平均年齢

2013年の出産に関する統計によると、全国における初産年齢の平均は30.4歳でした。

日本において始めて出産する女性の平均年齢は、どんどん上がっていっているのです。

また、人口動態調査の結果の推移をみると、初産年齢の全国平均が30歳を初めて超えたのは2011年のことです。

950年の初産年齢の平均は24.4歳でした。

以後、平均年齢は右肩上がりできていましたが、1960年代〜1980年代においては、平均年齢が1歳上がるのには10年近くかかっていました。

しかし、初産年齢の上昇率は、近年急ピッチで高まっているようです。

2003年の初産年齢の平均が28.3歳。

そして先ほども述べたとおり、2013年の初産年齢の平均が30.4歳です。

このことから、2000年代に入ってからのこの10年間は、5年間で初産年齢が1歳上がるというペースできている、ということが分かるのです。

言うまでもなく、これはかなりのハイスピードです。

体からみた出産適齢期

初産年齢の全国平均が30.4歳ということは、女性にとって「そろそろ赤ちゃんを産みたい、母になりたい」と思える社会的な出産適齢期が、現在は30代である、ということでしょう。

しかしながら、生物学的(すなわち肉体的)な適齢期は、昔と今は変わっていないということは知っていますか?

女性が自身の健康を維持し、妊娠・出産に必要な女性ホルモンの分泌は、10代後半にピークを迎えます。

とくにエストロゲンとよばれる女性ホルモンの分泌のピークは17・18歳ころです。

その後、30歳くらいまでは安定して分泌されますが、30歳を越えると、次第に分泌量が減っていくのです。

エストロゲンが減少する時期、いわゆる「お肌の曲がり角」の時期は、「妊娠・出産の曲がり角」でもあるのです。

卵子もおなじように年を重ね、さまざまなストレスによってダメージを受けやすくなってしまうのです。

そのため、受精し妊娠しても、受精卵が細胞分裂を繰り返し発達していく中で、エラーが起こりやすくなり、流産や子どもの染色体異常などを引き起こしてしまうのです。

心の準備からみた出産適齢期

心の準備には、親戚や友人など、周囲の存在に大きく影響される、と言われています。

「友人は皆結婚しておらず、キャリアウーマンとしてバリバリ働いている」という人よりも、「友人の出産話がたえない、フェイスブックも子どもの写真ばかり」といった人のほうが、出産に対する心の準備はできやすいものです。

また、年齢を重ねるにつれて出産に伴うリスクの面の情報や知識も増えて行きます。

たとえば、それぞれの年代における流産のリスクを見てみましょう。

流産する可能性は、20代後半で9.5%。

30代前半は12%に、30代後半になるとぐんと高くなって19.7%。

40代前半では40.8%にもなるのです。

なぜ 高齢になるほど、流産の可能性が高まるのでしょうか。

まず、切迫流産、切迫早産、妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)や妊娠糖尿病などのリスクは、高齢になるればなるほど高まっていく、ということが分かっています。

また30代後半になると、子宮筋腫、腎臓や肝臓の病気、がんなどの病気に対するリスクも増えます。

さらには、うつ病やパニック障害など精神疾患も増えていくのです。

このような情報を耳にし、若いころにはあまり感じなかった「焦り」や「不安」によって、「そろそろ子どもがほしい、生んでおきたい」と考えるようになり、心の準備ができやすくなると言えそうです。

増える高齢初産

日本産婦人科学会では、「高齢出産」を35歳以上の初産婦と定義しています。

平成3年よりも前は、高齢出産とは30歳以上の初産婦のこととされていましたが、平成3年頃からその年齢が35歳以上に引き上げられました。

そのように変更されたのは、1980年代からすすんできた出産の高齢化により、30歳以上の初産婦が増えたこと、そしてWHOをはじめとする諸外国でも同様の定義がなされているからだと推測されています。

ちなみに2000年以降、すべての初産のうち30歳以上の初産が占める割合は1割を超え、晩産化がすすんでいる、と言われています。

また、最近では初産婦(初めて出産を経験する妊婦)か経産婦(過去に出産を経験した妊婦)を区別せず、年齢に注目して分類する見方も強まっています。

なぜなら経産婦の母体の健康に対するリスクは、初産婦と比べて低いといえるが、生まれてくる子供の健康に関するリスク(たとえば染色体異常の発生確率など)は、初産婦・経産婦に関わらず同じだからです。

高齢出産のリスクとメリット

高齢出産のリスクは、流産の危険性が高いだけではありません。

分娩のときにも、体力という面でハンデがあるのです。

分娩時にはいきむのに相当な体力が必要です。

分娩に時間がかかりすぎ、普通分娩が困難であるとされると、帝王切開に切り替える場合もあります。

また、産後の回復についても、若い人に比べて遅いことも、意識しておかなければなりません。

では、高齢出産に存在するのはリスクばかりで、メリットは何もないのでしょうか。

一般に、若いパパ・ママの方が体力もあり、子どもとしっかり遊んであげることができる、といわれます。

しかし、経済的にはまだまだゆとりがあるとはいえません。

高齢で出産したパパ・ママの場合、若い世代よりも経験値が高く、今までしっかり仕事に取り組んできているので、社会的な地位や収入の面でも、若い世代より高いといえます。

精神的・経済的なゆとりが子育てに際しても心の余裕となり、子どもと落ち着いて向き合えるというメリットもあるのです。

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