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こんなに違った!理系と文系の大学の違いと文理選択の決め方

2015.4.7

文理選択は大学受験や就職活動にも影響を与える大切なものです。

その決め方は「数学が苦手だから文系」というように簡単に決める様なものではありません。

今回は理系と文系大学の違いと文理選択の決め方についてまとめました。

理系と文系の選択は将来に関わる

文系とは文学や経済学、語学、芸術など人間の活動を研究する学問で、理系とは工学、医学、数学、物理学など自然界のことを研究する学問です。

文理選択とは将来その人がどちらの分野に進むのかを選ぶことですが、具体的には大学のどの学部に進むかでその道を決定することになるのが一般的です。

そしてその選択は既に高校の時に始まります。

多くの場合高校1年生の終わりまでには文系か理系かを選択し、2年生には文系、理系の各コースに分かれて、それに応じたカリキュラムが組まれることになります。

この選択はこれから学ぶ学問、そして将来の職業選択に大きな影響を与える選択ですから、自分の適性をよく考え、慎重に選ばなければなりません。

大学入試や学部、学科構成は複雑化しています。

また学問や職業自体文系と理系に明確に分けられるものではありません。

例えば金融工学といって、基本的に経済のことなのですが、数学が非常に重要な分野もあります。

ですから「数学が苦手だから文系」というような安易は選択はしてはいけません。

理系と文系の偏差値は違う

現代では大学進学率も上がり、猫も杓子も大学に行くようになったと言っても過言ではありません。

大学を出ているのは当たり前で、もう珍しくもなんともありません。

今後もこの傾向は続いていくのでしょう。

しかしそれはすなわち大学に行く人全員がそれなりの学力を持っているとか、勉強する熱意にあふれているわけではないということを意味します。

あまり成績は良くないし、勉強が好きでもないけれど大学を受験するわけです。

ここで勉強が苦手という人が一番不得手としていそうな科目とは何だと思いますか?それは数学だというケースが一番多いかと思います。

そして数学が苦手という人はたいていの場合理系に進むことはありません。

つまり学力の高い人は理系の学部に、低い人は文系の学部に進むという現象が起きるのです。

その結果として必然的に文系の平均的学力は低くなります。

(英語が苦手、嫌いという人も多いでしょうが、英語は文系、理系共に試験では必須科目とされることが多いですから、学力差にあまり関係はないと思います)

理系の大学は文系の大学よりも学費が高い

大学を受験する時は数学や理科があるかどうかで文系か理系か大雑把に分けられますが、実際に大学に入って専攻を決めれば、その専門によって学ぶ学問は大きく違ってきます。

文系の学部なら、文学、語学、社会学、法律学、経済学、教育学など、理系なら理学、工学、情報工学、医学、薬学などがあります。

そして同じ大学でも入学金は同じでも授業料は文系と理系では年間20から50万くらい差がつきます。

文系は基本的に椅子と机があれば出来る学問で、それ以外の費用はあまり発生しません。

それに対して理系の場合は実験や実習が多くなりますから、そのため高価な実験器具や計測器などの機材や設備を揃えなければなりません。

また時代遅れにならないように常に最新の機材と取り替える必要もあります。

そしてまた人件費の問題もあります。

文系の授業なら数百人も入る大きな教室で授業をすることも可能ですが、実験や実習の場合はそうも行きません。

少人数のクラスで講師が細かく監督指導する必要があります。

そうした理由から理系は授業料が高くなるのです。

理系大学と文系大学の就職の違い

理系の大学に進む場合、最初から自分の専門分野にしたいという人が多いので、仕事も当然その分野に進むことが多くなっています。

たくさん学費と時間をかけて培ってきた自分の専門知識を無駄にしようとする人はそうはいません。

電気関連、コンピューター、化学、医薬品などの分野で、しかも研究開発職が多くなっています。

理系の場合文系の職種を選ぼうと思えば選べるので、文系よりも選択の幅は広いと言えるでしょう。

文系の人は選べる業界は非常に広範囲になります。

例え理系の会社であっても、営業や事務などの仕事は必ず存在するからです。

ただし理系の専門知識は持っていないので、そうした職種に就くことは一般に出来ません。

文系の業界と言えるのは銀行、保険、商社、流通などです。

職種としては営業、接客、事務、総務、人事などです。

理系の人は机に座って黙々と作業をするのを厭わない人が多いようですが、文系の人はそうした作業には耐えられないという人が多いです。

逆に人と接して人間関係を円滑に進めるのが得意という人が多い傾向があります。

途中での選択変更は難しい

例え文系と理系の選択を間違えたとしても、やり直しはいつでも利くだろうと安易に考えている人もいるかも知れませんが、あまり甘く考えない方がいいと思います。

新教育課程の元では、コースを変えるのは並大抵のことではありません。

文系、理系とも必修科目の単位数が増えたからです。

コースを変えようとするならよりたくさんの単位を取らなければならないことになり、大変な努力が必要ということになります。

ちょっと補習を受けたくらいでは追い付くのは難しいでしょう。

ですから自分の適性をよく見極めずに、単にテストの点数や就職に有利だから、または仲のいい友達がそっちに進むからというような安易な決め方をしたら後で後悔するのは間違いありません。

自分が本当に興味があるなら、例えテストの点数が多少悪くても諦めるべきではありません。

ちゃんとした勉強方法を見つければ、成績を伸ばすチャンスはいくらでもあります。

また英語が得意だからというだけで文系を選ぶのもやめた方がいいでしょう。

英語は何かの仕事をするための道具に過ぎないと考えて下さい。

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