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アパートを退去する際のお金についての基礎知識

2016.7.11

アパートは入居する際にも、敷金、礼金として、家賃何ヶ月分も一度に払わなくてはいけないので、非常に費用負担が高いものです。

しかし、退去時もお金がかかるとしたら、正直かなり厳しいですよね。

ここではアパートの退去時のお金にまつわる基礎知識をご説明いたします。

知っていると知らないではかなり大きく違ってきますので、是非とも参考にしていただきたく思います。

知識は力です。是非活用してください。

アパートを退去する時にお金は必要?

敷金というのはご存知ですか?

入居時に礼金と一緒に何ヶ月分を払っていると思います。礼金はその名前の通り「お礼」なので戻ってきません。しかし敷金は違います。これは、担保として支払っているお金なので、返還されるべきお金です。

しかしこの敷金の返還をめぐって、不動産トラブルが絶えません。多くの場合は、「原状回復」のために、敷金から相殺されて、残額が戻るならまだしても「まだ足りない」とさらに請求されるケースもあります。

つまり、退去時にもお金がかかる場合があるという事です。

しかし、この「原状回復」が曲者で、本来は入居者が負担すべき必要のない修繕まで請求されているケースが後を絶ちません。

今がガイドラインも設けられていますが、これも完全に機能しているかというと、管理会社や大家が、借りたい人の無知に漬け込んでいる場合もあり、本来は負担する必要のないお金を負担している人は少なくありません。

ここでは「敷金は預けたお金」なので、本来は戻ってくるべきお金であるという事を覚えておいてください。

アパートを退去する時にかかるお金の相場

一般的にはハウスクリーニング代は入居者の負担というケースが多いようです。厳密に言うと、これも大家負担のはずですが、多くの場合の契約書では「入居者負担」と記載があり、それにサインをしている場合は、抗弁できません。

ハウスクリーニングの費用は、部屋の広さによって変動がありますので、一概にはいいませんが20平米以内であれば、おおよそ23,000円くらいです。ただし、管理会社が間に入っている場合は、管理会社の利益が上乗せされているので、少々高くなる傾向があります。

それ以外は、基本負担はないはずですが、でもそこに立ちふさがるのが「原状回復」というルールです

部屋を借りた場合には、借りた部屋の状態で部屋を返すという大きなルールが一つあります。そのため基本賃貸の部屋は、自分勝手にリフォームできません。リフォームしたら、それをもとに戻すお金も負担しなくてはいけないのです。

リフォームでなくても、部屋が破損した場合は、その破損を直さなくてはいけないのです。

敷金は退去時に大家さんから戻ってくるお金

さて前述した通り「敷金」というのは、基本担保として大家さんに預けたお金です。預けたお金ですから返還されるのは当然です。

しかし、その担保になったお金から、ハウスクリーニング代や原状回復費用を差し引かれて、その残りが返還されるというのが現状です。

ところが、敷金では原状回復費用が足りないという事で、請求されたり、「敷金内でとりあえず収めた」という事で敷金が全く返還されないというケースが数多くあり、そのため120年ぶりに民法が改正され「敷金は原則全額返還」がルールになりました。

もちろん入居者が破損した箇所は「原状回復」の義務を負いますが、過剰な原状回復からは解放されそうです。そのうちハウスクリーニングも大家負担というのが時代の流れになる時が来るかもしれません。

そのためにも、退去時に大家か管理会社の人が立ち会いで、破損部分のチェックをする時に自分が破損した指摘された部分に関して、不満があるようなら、その場で出来るだけ相手に伝えることが必要です。

不用意に認めれば、それだけ自分の負担が大きくなります。

アパート退去時に大家が負担する物

壁紙やクロスというのは、どうしても汚れたり、傷ついたりするものです。意図的な傷でなくても傷がついた場合は、やはり入居者が負担しますが、そうでない場合は、基本大家負担なのです。

例えば部屋の壁一部分に子供が落書きをして、どうしても消えないという事であれば、クロスは張替になります。その分は入居者が負担せざるをえません。しかし、そこだけ張り替えると、他の部屋と色が違って変だから、すべて張り替えるという場合、その費用は大家負担です。なぜなら、原状回復のルールであれば、破損した部分だけの修理が必要で、それ以上については、大家の都合なのですね。

もし全面張り替えたのであれば、破損した箇所以外は大家負担でなくてはおかしいのです。

鍵も同様です。例えば鍵を無くした、鍵を壊したのであれば、その修理費用は入居者が負担しなくてはいけませんが、単に退去時に鍵交換が必要だからという理由では、入居者に負担をさせることはできません。しかし、契約書に「入居者負担」と記載されていると話は別になります。契約書の内容は理解してから契約しましょう。

アパート退去時に入居者が負担する物

経年劣化によるもの以外の破損は入居者負担ですが、そうでなければ精々ハウスクリーニング費用だけのはずです。もし契約書に「ハウスクリーニングは入居者負担」となっていなければ、負担する必要はないかもしれません。退去前には必ず契約書は確認しましょう。

「原状回復」というのは基本客観的でなくては行けません。あなたにとっては大した傷ではないものの、人によっては結構な傷と思われるものもあります。また使用状況も同様です。自分ではキレイに使っていたつもりでも、客観的に見てキレイでない場合というのもやはりあります。
例えば、水回りのカビや水垢。主婦の悩みの種でもありますが、よほど気を使ってキレイにしていないと、すぐにカビや水垢はついてしまいます。これは経年劣化とみなされません。

それと同様に例えば壁の擦り傷、床の引きずった後などもやはり大きさや深さによるものの、入居者負担になる事が多いです。

つまり部屋を使う時は、「いずれ返さなくてはいけないもの」として大切に扱い、手入れも怠らない事が大切です。こういった努力が敷金の返金額を大きくするのです。

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