話題のアレ

最新ニュースや最新じゃないニュースで管理人が気になったお話まとめてます。

胃の調子が悪い?それは機能性胃腸症かもしれません

2014.10.26

胃が痛い、ムカムカする、食欲が無い、胃がもたれる

色々と胃の調子が悪いな〜と感じることがありませんか?

ちょっと食べ過ぎ飲み過ぎた?ストレスかな?などと

少し暗い胃の調子が悪くても放っておくことが多いと思います。

でも実はその症状、機能性胃腸症かもしれませんよ?

意外と知られていない機能性胃腸症についてまとめてみました。

 機能性胃腸症とは?

機能性胃腸症というのはFDとも呼ばれて、内視鏡で見ても潰瘍やガンがないのに胃もたれや胃に痛みを感じる症状のことを言います。

昔は、胃下垂、胃アトニー(胃無力症)と呼ばれており、近年では、胃痙攣、神経性胃炎、慢性胃炎と診断されていました。

しかしながら、胃の粘膜には何の異常もないのに胃に炎症があるとする病名はふさわしくないということから最近になって機能性胃腸症と呼ばれるようになりました。

つまり症状は昔からあるのですが、名前がついたのは最近のことなのです。

機能性胃腸症は胃の粘膜ではなくて胃の運動機能に障害が起こっている状態です。

つまり食べすぎで胃の中に食べ物が長く留まることで起こる胃もたれ、そして胃の粘膜が荒れて痛みが発生する胃潰瘍、それらとは別の病気だということです。

ある調査によると消化器専門機関を受診した患者さんのうちの半数が機能性胃腸症という報告があるくらいなので胃の病気としては、機能性胃腸症はメジャーな病気だと言えるでしょう。

機能性胃腸症の症状

機能性胃腸症の症状は世界中から医師を集めて行なわれるローマ委員会で2つに分類されました。

1つ目は食後愁訴症候群、つまり食後に起こるもたれ感が主な症状となるタイプで、2つ目は心窩部痛症候群、つまり胸から腹の上部に痛みが生じるタイプです。

食後愁訴症候群だと、食事を初めてもすぐに満腹になったり胃もたれがあったりするような感覚を覚えます。

心窩部痛症候群だと、その名前のとおり心窩部に痛みを感じたり、心窩部が焼けるようだったりする感覚があります。

ちなみに心窩部というのはみぞおちのことです。

また食事に関係なく胃が痛くなったり胃の辺りが焼けるようだったり、そして食事をするとお腹が苦しくて多くは食べれられず、食事をしても胃もたれの感覚があります。

そのような症状をまとめると、みぞおちの辺りが張ったり、ムッとしたりすることが機能性胃腸症の一般的な症状だと言えるでしょう。

またそのような症状によって不眠になったりストレスを感じたりして体調を崩してしまうこともあります。

機能性胃腸症の検査

胃に病気がないかの検査といえば内視鏡検査となります。

他にはX線検査もよく行なわれます。

他の検査だったら超音波検査や血液検査や便検査をすることもあります。

それらの検査によって胃の粘膜に潰瘍や腫瘍がないか確認して、さらにガンなどの病気が隠れていないか確認していきます。

一番確実なのは目視できる内視鏡になります。

ちなみに内視鏡というのは胃カメラと同じものです。

最近の内視鏡は昔と比べると大変小さくなっておりカメラの直径が数ミリということで負担が少ないものになっています。

また内視鏡検査の際には麻酔をすることでより負担が少なくなるように配慮されることがあり、場合によっては寝ている間に検査が終わるように睡眠薬をくれることもあります。

そのような内視鏡検査をはじめとして、X線検査、超音波検査、血液検査、便検査といった検査を行っていって、とうとう悪いところが見つからなかった場合にようやく機能性胃腸症と診断されます。

機能性胃腸症の対策

機能性胃腸症と診断された場合に気をつけるべきことは4つあります。

1つ目は、食べる量を控えめにすることです。

腹八分という言葉がありますが、それは胃に優しい状況だと言えます。

食べ物と胃酸がよく混ざりますし、効率の良い消化が可能になり胃の負担が少なくできます。

2つ目は、規則的な食事です。

朝食を抜いて昼にたくさんたべてしまうと胃の負担が多くなります。

また空腹時に胃が賛成となってしまうので胃の粘膜を刺激することになってしまいます。

3つ目は、食後の休憩です。

消化には十分な血液が必要です。

そのため食後すぐに激しく動いたり入浴したりしてしまうと消化のための血液が不足してしまい消化の効率が悪くなってしまいます。

食後は30分から1時間くらいゆっくり休むようにしましょう。

4つ目は、食材選びです。

消化の良い食材ならそれだけ胃への負担が減ります。

また知慮理法としては煮たり蒸したり茹でたりすることがおすすめです。

できれば食べることを避けたい食材としては、脂質の多い食材である肉の脂身・ハム・ソーセージ・ベーコン、消化の悪い食材であるイカ・干物・タコ、そしてキノコ類・わらび・ゴボウ、刺激の強い食べ物であるカレー・トウガラシ・わさび・こしょう、飲み物からはコーヒー・アルコール、その他としてタバコを控えましょう。

機能性胃腸症の治療方法

機能性胃腸症を積極的に治療するというのであれば、効果があると言われている鍼灸が良いでしょう。

胃もたれにはせんねん灸が効くようで、鍼灸初心者ということであれば竹生島という商品がおすすめです。

胃もたれの感覚やお腹が張っている感覚が改善するには3週間くらいかかるでしょう。

漢方薬も良いですが、漢方薬を飲むことで機能性胃腸症を直接治すわけではないことに注意してください。

漢方薬を飲むことで身体が持っている自然治癒力が高まってゆっくりと体調が改善していくものです。

漢方医学では胃もたれは「気」の不足や巡りが悪くなっていると考えられています。

そこでおすすめの漢方は「六君子湯」です。

それは機能性胃腸症の第一選択薬にもなっている漢方です。

それから「人参湯」や「四君子湯」といった冷え性に効く漢方薬もおすすめです。

他としては「半夏瀉心湯」や「安中散」といった胃に効く漢方も良いでしょう。

漢方薬は副作用などのデメリットが少ない良いものなのですが、体質によって合う合わないがあります。

そのため服用の際には医者に相談するようにしましょう。

もしくは漢方の専門医の診断を受けるようにしましょう。

 - 健康・病気