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パーソナリティ障害の特徴や症状、治療法などのまとめ

      2017/03/24

パーソナリティ障害の特徴や症状、治療法などのまとめ

社会での生活が困難になってしまうパーソナリティ障害

様々なタイプの障害があるようですが、あなたの回りにもいるかもしれません。

コミュ症なんて簡単な言葉で解決しないで、このパーソナリティ障害について向き合うことも必要です。

パーソナリティ障害についての情報をまとめました。

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パーソナリティ障害とは?

パーソナリティ障害とはその人が生まれ持った性質およびその環境により、大多数とは違う行動をとったり感情をもつことでその本人あるいは周りが苦しむ精神疾患のことを指します。

認知・感情や対人関係といった広義のパーソナリティ機能に偏りが生じた結果が生むものです。

注意したいのはこの障害が「性格が悪い」ことを意味するものではないということです。

パーソナリティ障害は他の精神疾患を誘発することが知られており、他の精神疾患が前面に出る傾向があるためパーソナリティ障害は他の精神疾患の症状の根源にあるともいわれております。

治療に関しては患者と治療スタッフの相互協力が重要になりますが、治療することによって大きく改善がすすむことが期待されます。

しかしパーソナリティ障害自体、認知されつつはありますが正確に知られることがないので、患者が苦しんでいてもそれがパーソナリティ障害であると認識されにくい状況ではあります。

人格障害ともいわれ、性格の「偏り」のために困難をきたします。

パーソナリティ障害の特徴や症状

パーソナリティ障害は生まれついての生活環境・人間関係によるものが大きく、比較的若年期に、しかも持続的な症状がでるのが特徴とされています。

少年期・青年期にその傾向・症状が表れ、その本人はもとより症状が重いと周囲にもその影響が及びます。

「自分らしさ」「ありのまま」「生きることそのもの」自体が苦しみやつらさの中心にあり、それが引き金となり症状が現れるのが特徴です。

医学的には平均から偏った性質によるものから、「異常」とみなして病的であるとする見方の一方で、生きる上で「重大な問題」という認識から、病気・症状というよりは「障害」とみなす見解もあります。

症状は大まかにいうと抑うつ、不安感、厭世観といったものが行動や言動に現れ、具体的には、情緒が不安定で衝動的な行動をとります。

また会話でも通常では考えられない発言をするなどで対人関係がうまく作れない状況になります。

また本人がその異常さに気が付いていないということも特徴の一つです。

パーソナリティ障害の種類

パーソナリティ障害は症状のタイプにより3つに分類されます。

A群としては、独特の考え方を持ち奇妙な行動をとり、風変わりな感じの状態で、そのため対人関係において障害が出るタイプです。

A群の障害には、自分勝手な妄想をし思い込みで行動をしてしまう「妄想性タイプ」、他人に興味がなく孤独を好み、感情の起伏が激しい「統合失調質タイプ」、他人にはない力があると思い込み、自分の思うがままにできると考える「統合失調型タイプ」があります。

B群としては、ナルシスト的な自愛が強く誇張した行動で周りの人を振り回してしまうために障害を生ずるタイプです。

B群の障害には、自己愛が強く優越感・全能感が高い「自己愛性タイプ」、演技的な行動で周囲の注目を浴びようとする「演技性タイプ」、他人の迷惑や痛みを顧みず自分の都合を押し通す「反社会的タイプ」、情緒が不安定で自暴自棄な行動をとってしまう「境界性タイプ」があります。

C群としては、抑うつ的な感情を示し周りの目を気にしすぎるために障害が出るタイプです。

C群の障害には、拒絶されるのを恐れるあまり他人と接しようとしない「回避性タイプ」、自分の考えが持てず他人に考えをゆだねてしまう「依存性タイプ」、完璧をもとめるあまり、逆に身動きが取れなくなる「強迫性タイプ」があります。

パーソナリティ障害になる原因

パーソナリティ障害の原因は今のところはっきりとした事がわかっていません。

ただ前述のとおり「性格が悪い」というものではなく、生まれつきの性質および幼少年期の生活環境・人間関係が影響していることは明らかになっています。

トラウマや苦難の環境が障害のもとになっているケースがあり、幼いころ親から見放された体験をもっている人が青年期になって症状が出てくることが多いようです。

本人が体験した環境も影響がありますが、身近で重要な人間関係である親の価値観も影響するようです。

仮に愛情がそそがれているようにみえる関係でも、その親の感情・言動・行動などが偏っていたり不安定なものであったりすると、少なからずその子供に影響がおよび、人格障害をひきおこす可能性が高いとされています。

たとえば「境界性パーソナリティ障害」の場合、親子の関係がうまく築けず、子供が成長してもなかなか親離れ・子離れができなかったり、子供をほめたりせず叱るなど否定的な態度をとりつづけてきた場合には、発症しやすくなってしまいます。

あなたは大丈夫?パーソナリティ障害傾向診断

働いている人向けのパーソナリティ障害の傾向診断というものがあります。

仕事上のいろいろな場面で回答をしてもらい、パーソナリティ障害の症状傾向度合、どのタイプの障害の傾向があるかをチェックできます。

たとえば「職場で霊をかんじることがある」「奇抜な発想として評価されたことがある」ことが思い当たるとA群の”統合失調型タイプ”の傾向があることがわかります。

思い当たる項目が多いほど傾向が強いとされ診断如何では臨床心理士などへの相談・診断が下されることがあります。

ただこの診断は国民性の違いなどで、その判断が多少異なる場合があり、たとえば欧米で「依存性パーソナリティ障害」と診断されたケースでは、もともとの国民性が”相互依存社会”の背景もある日本では障害とみなされないことがあります。

パーソナリティ障害は、診断・治療法がまだ確立されたわけではありませんが、患者と医師の信頼関係や障害に対する周りの理解で、軽快に向かいやすくなります。

これからさらに解明され、治療法などが確立されていくことを期待します。

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