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《危険!》車のエンジンかけっぱなしで寝るリスクを知ろう!

   

《危険!》車のエンジンかけっぱなしで寝るリスクを知ろう!

最近はSUV車のような、車内空間が広く車中泊が可能な車の人気が高く、アウトドア好きの人は勿論、家族連れでもこうした車種を選ぶ人が増えてきました。

実際、宿泊施設を使うよりも車中泊をしたほうが、燃費と宿泊費を比べても断然安上がりですし、気楽な一人旅には最適だ、と考える人がいます。

ただ、車中泊で、エンジンかけっぱなしの状態で寝ることは、あらゆる面でリスクを伴うことをご存知ですか?

車、環境、周辺住民への負担といったものから、時にあなた自身の命に関わることすらあるのです!

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気楽で安価な車中泊!でもエンジンかけっぱなしで寝るのはNG!

特に気楽な一人旅、宛もなく気の向くまま車を走らせ、夜は車中泊…。

こうした旅行は、車好きな人は勿論、車を持っている人ならば、一度はやってみたいと思うことでしょう。
 

確かに、シートを始めとした寝具を準備し、エンジンかけっぱなしにしてエアコンで空調管理をすれば、あなたは快適に寝ることができます。

ただ、この”エンジンを掛け続けて寝る”ことは、様々な面でとてもリスクの高い行為であることを、まず知っておかなければなりません!
 

…と、こう言うと「危機感を煽っているだけ」「大したことはないだろう」と思うでしょうが、それが、あなたや同乗者の命や安全に関わることだとしても、楽観視出来るでしょうか?
 

ですが、どうか少し想像してみて下さい。

眠っている間に車内に排気ガスが充満したら…エンジンに負担が掛かることでエンジン火災が起きたら…バッテリーが上がって途中でエアコンが止まってしまったら…

更には、様々な犯罪(強盗・性犯罪)の被害者になる可能性だってあるのです。
 

これらは決して、脅しではありません。

実際に起きていることです。

エンジンかけっぱなしの車で寝ることの何が悪いのか

まず、車のエンジンかけっぱなしで起こりうる、車に纏わる問題点を見てみましょう。
 

第一に考えられるのは”アイドリング音”の問題です。

住宅街はもとより、車中泊や仮眠が出来るようなSA等の駐車場でも、エンジンかけっぱなしで寝ることは、他の利用者の迷惑になるため、マナー違反とされています。
 

第二に挙げられるのが”排気ガス”の問題です。

環境問題に厳しい昨今、眠っている間中、排気ガスを出し続けるのは良いこととは言えません。

そして、この排気ガスは、思わぬ事故を引き起こします。
 

何らかの原因で排気口が塞がる(雪や泥、悪戯で入れられた空き缶など)ことにより、排気ガス、つまり一酸化炭素が車内に逆流してしまうと、車内にいる人は一酸化炭素中毒に陥り、最悪のケースも起こり得ます。
 

そして第三に”車の故障”の元になる、という点です。

バッテリーに負担が掛かるばかりでなく、足がアクセルにかかれば、エンジンが空回りすることになり、エンジン発火などを引き起こすこともあるからです。
 

以上の点から見ても、エンジンかけっぱなしで寝ることは、確かによくないことだと言えるのです。

エンジンかけっぱなしにしなくても車で寝るのは安全とは言えない

以上のことから、車中泊をする際にエンジンかけっぱなしの状態で寝ることは、辞めるべきことである、と言えるでしょう。

そして、車中泊を前提にドライブ旅行の日程をたてる時には、エアコン等を使用しなくても良い時期にする、という必要があります。

何故なら、エアコンが必須な真夏・真冬の車中泊でエンジンをかけずに寝ることは、熱中症・凍死といった危険もあるからです。
 

真夏・真冬にエンジンを止めた車の中で、何時間過ごすことが出来るでしょう?

熱中症も低体温症も、寝る本人が気付かないうちに進行し、そのまま目が覚めず…ということは大げさな例え話ではありません!
 

しかし、どうしても車中泊をする必要がある時には、それぞれの季節に合わせて万全の準備をしておきましょう。
 

真夏に車で寝る時の注意点

寝る前に水分を多く摂る/風の通りのいい場所に車を停め、換気をする/冷感マット、電池式扇風機などを使用する/薄手、かつ体を締め付けない服装にする
 

真冬に車で寝る時の注意点

体が冷えないように厚着をする/毛布、冬用の寝袋を用意する/保温シートを使う/雪が降り積もる可能性が高い場所には車を停めない
 

このような点をしっかり守りましょう。

車中泊をするならば、寝る時の駐車場所・準備は入念にチェック!

「では、エンジンを切って、24時間人通りのあるSAやPA、道の駅や開いている施設の駐車場を使えば問題ないってことだ!」

と言いたいところですが、残念ながら、100%の安全は、決して保証できません。

こうした人通りのある場所でも、上記のような体調不良や車のトラブルが発生することはありえますし、何より場所に安心しきってしまって、防犯対策を怠ってしまうことがあるからです。
 

こうした公共施設の駐車場を利用する時には、多少明るくても、常に人の目がある場所に駐車するのは勿論のこととして、外から目につく場所に貴重品や機器を置かない/目隠しを引く/ロックはしっかりと掛ける/換気用に窓を開ける際には、腕や何かを入れられない程度に留める等、自衛は怠らないようにしましょう。
 

なお、公共施設と言っても、利用者以外や時間外の駐車が認められていない場所(例えばスーパーや公営体育館の駐車場など)を使うことは、マナー以前の問題です。

法律で禁止されていることは絶対にしてはいけません。

一度は夢見る車中泊… 下調べや準備は怠らず、無理ない方法で!

最後に、エコノミークラス症候群についても触れておきましょう。

エコノミークラス症候群とは、血液の流れが滞ることで、足の血管に出来た血栓(血の塊)が血流によって流され、重要器官の血管に詰まることにより起きる、様々な疾患の総称であり、一度は耳にしたことがあるでしょう。
 

その語源からも分かる通り、長時間座りっぱなしになる飛行機の旅行を前提としていますが、これは、車の座席に座り続ける時と、何ら違いはありません。(近年では名称を”旅行者血栓症”に変更する動きもあります)
 

実際、近年の自然災害の被災者が、車中泊からこの疾患を発症したこともニュースになりました。

発症しやすい人の傾向はあるものの、誰にでも起こりうる疾患です。
 

水分はしっかり摂り、かつ適宜休憩を挟んで少しでも歩き、足に痛みや酷い浮腫、赤く腫れるといった症状が見られたら、すぐに病院を受診しましょう。
 

今回は車中泊の危険性について見てきましたが、せっかくのドライブ旅行を安心・安全に楽しむためにも、是非下調べや準備は怠らず、無理だと判断した時は、迷わず宿泊施設を利用しましょう!

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