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非定型うつ病・新型うつの原因や症状、対策や治療法などのまとめ

      2017/03/24

非定型うつ病・新型うつの原因や症状、対策や治療法などのまとめ

典型的なうつ病の症状にはさまざまな症状がありますが、ある程度は一定のものでした。

しかし最近ではうつ病も変化し、典型的な症状に当てはまらない症状の、非定型うつ病という患者も増えているといいます。

この新型うつ病とも言われる非定型うつ病についての情報をまとめました。

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非定型うつ病・新型うつ病とは?

一般的に知られているうつ病といえば、「眠れない」「食欲がない」「何をしても楽しくない」「朝は調子が悪く夕方にかけて少し良くなる」「自分に価値がない」と考える定型うつ(典型的なうつ)でした。

ところが最近では、定型うつに当てはまらない「非定型うつ」と呼ばれる症状が増えているといいます。

定型うつは中年以降の男性が多いのに対し、非定型うつは、20〜30代の女性に多くみられるといいます。

症状としては、これまで「神経病性うつ病」などと呼ばれていました。

良いことや楽しいことがあると一時的に元気になるものの、また憂鬱な気分へと戻るといった症状が挙げられます。

また、過食気味になり体重が増加したり、長時間の睡眠をとっているにもかかわらず眠気が取れないなど、一般的に知られていたうつ病とは真逆の症状であり、世間的な認知度も低いことから、周りからも単なる「わがままな性格」としてみなされ、放置されることが多いため、発見が遅れることも少なくありません。

また、病院へ行っても医師があまり知らなかったりすると、治療がうまくできずに症状を長引かせたり悪化させたりすることもあるようです。

非定型うつ病・新型うつ病の症状

非定型うつの症状としてはどのようなものがあるのでしょう。

1.良いことや楽しいことがあると気分が明るくなる

一般的なうつ病では、これまで興味を持ってやってきたことでさえ気分が乗らず落ち込んだままの「抑うつ状態」であるのに対して、非定型うつの場合、自身の興味を持てることや好きなことに対して、一時的にでもテンションが上がったりします。

これを「気分反応性」があるといい、周囲から「甘えている」「ワガママである」と捉えられます。

2.夕方にかけて調子が悪くなる

一般的なうつ病は朝方に抑うつの症状が強く出て、午後から回復傾向に向かいますが、非定型うつ病は夕方から夜にかけて不安感やイライラが強くなり、気分が悪くなります。

3.過食傾向

一般的なうつ病は食欲低下とともに体重が減少するのに対し、非定型うつ病は過食気味になり体重の増加がみられます。

酷い場合は、過食症のような症状になり、食べては吐くといった行為を繰り返すこともあります。

4.過眠傾向

一般的なうつ病は夜眠れなくなったり、何度も起きてしまったりと睡眠時間が少なくなることも特徴的です。

しかし、非定型うつ病は夜長時間寝ていても日中も眠くなり、1日のうち10時間以上寝てしまう、ということがしばしばみられます。

5.対人関係が過敏になる

他人から拒絶されたり、批判されたりすると、過剰に反応して落ち込んだり怒ったりする傾向があります。

また、拒絶や批判を恐れるあまり、対人関係をうまく築けず日常生活に支障が出たりする場合があります。

非定型うつ病・新型うつ病の特徴

非定型うつの症状は周囲からどのように判別すればよいのでしょうか。

下記にいくつかポイントを挙げましょう。

1.責任ある仕事や役回りに付きたがらない

非定型うつ病になりやすい人は元より、他人から良く見られたい、みっともない姿をさらしたくない、という傾向が強いため、責任があるポジションに就くことを拒みます。

2.問題があるとよく他人のせいにする

非定型うつ病の人は、他の人ならなんとも思わないことでさえストレスに感じることが多く、自分ではどうにもできないほどにストレスがかかると、他者のせいにして軽減させようとします。

また、病気になった原因を自分ではなく家族や会社など周囲のせいにすることがみられます。

3.気分の波が大きい

普段は抑うつ状態が続いていますが、楽しいことや興味のあることがあると、一時的に気分があがります。

甘えととられられがちですが、本人の中でも気分の抑制ができていないのです。

4.多くは過食や過眠になる

吐くまで食べたり、昼夜合わせて10時間以上の睡眠をとるなども特徴的です。

非定型うつ病に見られる発症前の特徴的な性格

では、非定型うつ病になりやすい人はどのような人なのでしょう。

子どものころから、学校や家庭で大人の言うことをよく聞く「いい子」タイプであり、成績優秀かつ高学歴であることが多いのでプライドも高いのです。

完璧主義であることも多く、そういった意味では責任感が強いとも言えます。

その反面、他者に向けて自己主張や要求をすることが苦手である場合が多く、自分に自信を持てません。

また、人から嫌われることを極端に恐れるあまり、自分の意見を隠して他者に合わせてしまうので、周りの人からはやさしい人だと思われています。

そのような性格であるがゆえ、職場での評価も高いのですが、他者から指摘されたり、失敗をすると周囲からの評価が下がったのではないかと必要以上に思い悩み、気分がひどく落ち込みます。

このような性格を持ったまま社会人になり、上司から注意を受けたりすると、それがストレスとなって積み重なり、非定型うつ病の発症へとつながっていくのです。

非定型うつ病・新型うつ病の原因

どうして新型うつ病が発症してしまうのでしょうか。

そこには、ストレスや性格、神経伝達物質の働き、家庭環境などが原因となっています。

日常生活において、適度なストレスはなくてはならないものですが、同じストレスでも人によっては受け取り方が違います。

ストレスに弱い人が過度のストレスを抱えることによって発症する可能性が高くなるのです。

また、新型うつ病には性格が大きく関わってきます。

その一つが「対人緊張」と呼ばれるもので、他者からの評価を過度に気にします。

それがストレスとなり、積み重なっていきます。

さらに他の精神障害を併発する場合も多く、最も多いのが「パニック発作」、次に多いのが「社会不安障害」です。

他者から嫌われることを常に恐れ、また失敗への恐怖から悪い方向へと考えがちになります。

性格を構成するうえで大事な家庭環境も大きな要因です。

幼いころに適切な愛情を受けず、虐待されていたなどの経験を持つことで、アダルトチルドレンといった精神障害がある人にも多く見られます。

うつ病と脳内のメカニズムは深く繋がっています。

構造的には、脳内の伝達物質であるセロトニンのバランスが異常になることによって、発症すると考えられています。

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