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インフルエンザ脳症で解熱剤の使用に注意!原因や症状、治療法などのまとめ

2014.11.10

インフルエンザの感染にともなう病気としてインフルエンザ脳症がありますが

安易な解熱剤の使用は危険なこともあります。

しっかりとインフルエンザ脳症について知りましょう。

インフルエンザ脳症とは?

インフルエンザ脳症という病気はインフルエンザを患った時、同時に急激な速度で発病して、神経細胞など脳に問題を引き起こしてしまい、場合によっては体全体の各臓器にも問題(多臓器不全)を引き起こすとてもやっかいな重病です。

インフルエンザに罹ったことが原因にはなりますが、脳の中ではウイルスが増殖することはなく、インフルエンザに罹ったことにより生まれたサイトカイン等の働きのせいで、脳障害や多臓器不全になってしまわれると考えられています。

1995年頃からインフルエンザ脳症が発見されるようになり、2000年頃から世間一般でも広く知られるようになりました。

欧米では発症することは少なく、東アジアの方で多く発症するようだと考えられています。

日本での年間発症数は100〜500人くらいで、病因別で見てみると1番多い病気だと言えます。

インフルエンザ脳症に罹りやすい年代は1歳〜5歳になりますが、2009年〜2010年に流行った新型インフルエンザの時は主に5歳〜10歳でした。

インフルエンザ脳症の症状

脳に問題が出るのと、インフルエンザの特徴的な色々な病状が現れます。

  • 高熱が上がり大抵は38度以上になります。
  • ノド・鼻水・全身が怠い・咳・筋肉痛等のインフルエンザの特徴的な病状が出てきます。
  • 痙攣・意識障害・怯え・恐怖・幻覚・幻想などが現れ、急に大声を発したり、意味不明な言葉を発したり、急に怒鳴りだしたりする異様な行動を起こします。

インフルエンザ脳症は、発熱後48時間以内に発症します。

一般的なインフルエンザでは現れないような病状が現れていないか確認しないといけません。

異様な行動=脳症が発症している とは言い切れません。

タミフルを与えた後に異様な行動が見られると判明し、インフルエンザの治療の時に異様な行動が出ることもあると話題になりました。

異様な行動は大抵、発熱後24時間以内に現れ、中でも高熱の時が多いですが、低温時に現れることもあります。

反面、タミフルを与えず治療していないインフルエンザでも異様な行動が現れることもあるので、異様な行動がインフルエンザによる症状の1つであるとも考えられています。

ともあれ、異様な行動で事故を起こす可能性もあるので、インフルエンザに罹った人をしっかりと見張っていることが大事です。

インフルエンザ脳症は予防できるの?

ある一時インフルエンザ脳症についてこんなことを聞いたことはありませんでしたか?

「ワクチンさえ摂取していれば、インフルエンザ脳症にかかってしまうことはないらしい」

などと噂になったことがありましたが、例えワクチンをしっかりと接種していたとしても、インフルエンザ脳症にかかってしまう可能性は確かにあります。

ですが、ワクチンを接種していたとしても、免疫力の大きさには個人差がとても大きくあり、2歳くらいの幼児期までは免疫力がまだまだ未熟なので、ワクチンを接種したとしても、全く効き目がないのかと言われれば、そうとは言い切れないと思います。

ワクチンの接種を欠かさず毎年続けていけば、徐々にですが免疫力も上がっていきますので、やっぱり、幼児期からにでもできるだけ進んでワクチンを接種した方が良いと思われます。

もしも、今年度内にしっかりとした効き目がでなかったとしても、毎年の摂取を欠かさずに続けていくことで、次年度以降には免疫力が強くなってきていることでしょう。

インフルエンザ脳症の後遺症について

インフルエンザ脳症という病気はその名前の通り、脳に何らかの問題を引き起こします。

病状が急激に現れる時に意識障害や神経障害が起きて、後遺症としては、運動麻痺や嚥下障害、視覚に問題が起きる、精神遅滞、てんかんなどが多々現れ失語症や記憶障害等までも出てきます。

普通、インフルエンザ脳症はインフルエンザウイルスがうつったことにより起こると考えられていましたが、最近の研究により、解熱剤を与えたことが原因となり生体防御物質の1つである、サイトカインが余計になり、炎症を招いてしまうと判明しました。

なので、インフルエンザで高熱がでたからといってすぐに解熱剤を与えてしまうと、反対にインフルエンザ脳症やその後の後遺症なってしまうかもしれないので、十分気を付けましょう。

本質的に熱が上がるということは、ウイルスや病原菌と戦うのに大切な生体反応であり、子供やお年寄りなどの体力が少ない人だとしても解熱剤を利用しないで、ゆっくりと休み自分の免疫力に頼った方がインフルエンザ脳症などを予防するためには良いといわれています。

インフルエンザ脳症で解熱剤の使用には注意を!

インフルエンザだけでなく熱が上がると解熱剤を使用しますが、解熱剤は応急処置の薬で、あまり使用していると異様な低体温になったりしてしまうので、十分気を付けなければなりません。

「解熱剤を使ったのに熱が下がらない」という事をよく聞きます。

インフルエンザウイルスを体外に出すために免疫活動が盛んになることにより、熱が上がるようになります。

しっかりとインフルエンザの薬を摂取していると、徐々に熱は下がってきます。

けれども、熱がずっと下がらないと心配してしまうこともあると思います。

そんな時は、素早くお医者さんに診てもらいましょう。

日ごろしょっちゅう使用されている解熱剤の中には、インフルエンザ脳炎や脳症を悪化させてしまう時もあるという事実が、厚生省の研究により判明しました。

大抵の解熱剤は、体内でシクロオキシゲナーゼという名前の物質の動きを妨げることにより、熱を下げます。

このシクロオキシゲナーゼという物質は熱を上げる作用の他に、血管を治す作用もあります。

なので、解熱剤を使用してしまうと、熱が下がる他に脳炎や脳症の時に現れる血管炎も
完治しにくくなってしまうので、逆に悪化させてしまうかもしれないということです。

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